エスケープ 2014年全日本選手権ロードレース

著者 :
  • 辰巳出版
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本棚登録 : 70
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777815074

作品紹介・あらすじ

すべてのロードレーサーが渇望するタイトルである全日本選手権。2014年の同大会にも、ナショナルチャンピオンジャージを狙う、多くの有力選手たちが集まっていた。だが、悪天候や選手たちの思惑のズレから、レースは意外な展開を見せる。選手たちの思惑と葛藤を描くスポーツノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • あの長〜いロードレース中、何が起きてるのか?中継では分からない微妙で複雑な事情や選手の心理が追ってあり、読み応えのある一冊でした。
    レース展開にはハラハラし、最後の一文でポロリと涙が。

    10周くらいで、選手の多さに音を上げて最初から読み返して登場人物表を作ったので、登録選手表が予めあると、ありがたいです。

  • 昨2014年の全日本選手権のドキュメント。
    もんのすごく面白い!終盤にいたっては、走っている選手にシンクロして頭が朦朧としてくるくらい面白い。分刻みで、レース展開と取材によって聞き取られたその時その時の選手たちの心理状態が克明に描き出されていて、レースってこんな風に展開していくのか!!と。
    無線がないレースって展開が読めなくてすごく面白いけど、やっている方はすごい緊張感なんですね…。そりゃ精神も病むわ…クスリにも頼りたくなるわ…読んでるだけでしんどいもの。と、妙に納得してしまったり。つねにこんな緊張状態で走っているなんて、全然楽しくないーとすら思ってしまいました。
    このレース、解説の人が「何で集団追いかけないんだろ?早くしないと逃げ決まっちゃうよ??あれ?あれ?えぇ~っ」ってなってたのを覚えてるけど、画面の向こうでこんな駆け引きがあったとは。これ読みながらもう一度見たいけど、録画消しちゃった~(>_<)

  • テレビで見るより活字の方が選手同士の心理状態がよくわかって面白い。
    この、競技は映像として見ることはできても、この中でうごめく、選手同士のやりとりを画面から理解するのは極めて難しい。

    そういうところをこの本は丁寧に書かれている。
    この競技へ興味を持ったら読んでほしい本の一冊だなと思う。

  • 逃げ集団の逃げ切りが成功したという2014年の全日本選手権ロードレース。チームのエースを勝たすための逃げ集団が優勝を争うことになった背景には何があったのか。
    ゴールまで残り○○㎞と、章が進むごとにゴールに近づいて行く展開は臨場感たっぷりで、まるでライブでレースを見ているような錯覚に陥りました。
    ひとつひとつの要因は些細なことなのに、それが幾多にも積み重なった結果、エース選手の思惑が徐々に狂って行く様をレース展開を追いながら味わえるのは、文章ならではの醍醐味ではないでしょうか。
    レースをライブで見た人にも是非読んでもらいたい。

  • これはすごい。購入してカフェで読み始めて一気でした。冷静な文章の中にこれだけのドラマ。決して煽られてはいないのに最終周回では胸が熱くなりました。最高のドキュメンタリーでした。それにしても、ロードレースがこれほど頭を使うスポーツだったとは。それなのに勝負は偶然がもたらすもの。ますます自転車への興味が強まりました。2017年の選手権にも大いに期待です。

  • 素晴らしいスポーツノンフィクション.あっさりとした文体なのにぐいぐい引き込まれる.導入も結末も素晴らしく,ロードレースの知識がなくても楽しめた.

  • やっぱりロードレースはいい!ツールじゃなくてもこれだけのストーリーが描かれたこの本は、素晴らしいです。人物が、多数出てくるので、ちょっとついていけなくなる部分もありましたので、簡単な注釈でもあるとより良いと思いました。

  • 151202図

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