ケンドー・ナガサキ自伝 (G SPIRITS BOOK)

著者 :
  • 辰巳出版
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777819676

作品紹介・あらすじ

昭和のプロレス界が生んだ名ヒールにして、現役時代に「喧嘩をさせたら最強」と噂された"剣道鬼"ケンドー・ナガサキがレスラー人生を総括する初の本格的自叙伝。

感想・レビュー・書評

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  • ケンドー・ナガサキの自伝。

    日本とアメリカのマット界をまたにかけただけあって、米国の転戦時の話が長いものの、日米のトップヒールとして君臨しただけあって、面白かった。

  • コアな昭和プロレスファンにはお馴染み
    のG SPIRITS BOOKの最新作は、なんと「消化鬼」こと
    ケンドー・ナガサキの自伝。あまりにマニアックすぎる
    人選だが、これぞG SPIRITSの真骨頂。読む人はかなり
    限定されると思うけど(^^;)。

    著者の桜田一男とは、かつてケンドー・ナガサキを名乗
    ったプロレスラー。日本プロレスでデビューし、全日本
    に合流した後にアメリカへ遠征し、そこで長く活躍した
    職人タイプのレスラー。リングネームをやたら変えるこ
    とでも有名で、日本のリングでも以下6つのリングネーム
    を名乗った。

    桜田一男(本名:日本・全日本)→ミスター・サクラダ
    (全日本)→ドリーム・マシーン(覆面:全日本)→ラ
    ンボー・サクラダ(新日本)→ケンドー・ナガサキ(新
    日本)→ドラゴン・マスター(FMW)

    SWS参戦後はケンドー・ナガサキに戻し、以降は一貫し
    てこのリングネームで通した。米マットでも長くこの名
    前で活躍しており、通りの良さは抜群。にも関わらず、
    日本で違う名前を使ったのは、桜田の”ケンドー・ナガ
    サキ”が実は2代目だった(かつて英国に同名のプロレ
    スラーが存在)から、だと僕は思う。

    カブキやムタ、キラー・カーンと比較すれば、決して全
    米でブレイクしたとは言えないが、しっかりした技術と
    シュートの強さが評価され、どこへ行っても仕事の出来
    た名選手。こういうレスラーの海外滞在記はやっぱり面
    白く、今回も一気に読むことが出来た。

    ただ、少々食い足りない感じがしたのは、ナガサキが関
    わっていた団体や選手に、僕が殆ど思い入れを持ってい
    ない(^^;)のが原因。しかし、自らが大きく関わっていた
    筈のSWS設立から崩壊までの件をかなりドライに語って
    いたのが、非常に新鮮でもあった。

    この本、プロレスファン以外が読むのはちょっと無理が
    ある。ただ、プロレス史に少しでも興味のある人なら間
    違い無く面白く読めると思う。
    G SPIRITSの攻めの姿勢、好きだな、僕は。

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