Gスピリッツ Vol.57 (タツミムック)

  • 辰巳出版
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777826605

作品紹介・あらすじ

[特集]
NWA―ナショナル・レスリング・アライアンス―

[Chapter-1]
“ 総本山“セントルイスのギャラ事情
機密文書に記されていた具体的な金額

証言 ザ・グレート・カブキ/キム・ドク

[Chapter-2]
考察―6人の世界ヘビー級チャンピオン
なぜ彼らはNWAの頂点に立てたのか?

ジン・キニスキー/ドリー・ファンク・ジュニア/ハーリー・レイス ジャック・ブリスコ/テリー・ファンク/リック・フレアー

[Chapter-3]
佐藤昭雄が見たテリトリー制の終幕

[Chapter-4]
その時、密室で何が話し合われていたのか?
~歴代会長の変遷と年次総会の中身~

[スペシャルインタビュー]
アポロ菅原

[特別企画]
“不知火"ミスター・モトの生涯

[アリーバ・メヒコ]
アレナ・メヒコに出現した“ハポネス"たち【中編】

[キャッチ探訪の旅]
フランツ・シューマン(元CWA世界ミドル級王者)
本邦初公開―キャッチ・ミュージアムに潜入

[短期集中連載]
“最強の営業マン" 大塚直樹が振り返る
昭和・新日本プロレス繁盛記 第二話

[原悦生の格闘写真美術館]
第57回「刻印エルボーの魔力」

感想・レビュー・書評

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  • アポロ菅原といえば
    SWSの神戸大会で行われた鈴木みのるとの不穏試合が語り草だ
    これまでにも、様々な証言にもとづいて考察されてきたが
    今回のインタビューはひとつの決定版であろう
    それは要するに
    UWFを真剣勝負とうたう鈴木と
    またそれを信じて疑わない田中社長の前で
    アポロとしてはカタくならざるを得なかった、という話
    船木と佐野なら新日出身の同世代ってことで
    通じ合うものもあったんだろうが
    まあ、いろんな意味でコミュニケーションが不足していたんだ
    しかしそこは新日、全日、U、メガネと
    未調整のままいくつものホモソーシャルをぶち込んだSWS
    「話せばわかる」なんて生易しいもんじゃあるまい
    その意味で、週刊プロレスのバッシングは
    全くの的外れではなかったし
    それがなくてもSWSが長続きすることは難しかったと思う

    このように、スタイルの「正しさ」を求めるあまり
    かつて日本のプロレスは派閥というかセクトというか
    離合集散を繰り返し
    囲いをつくって小さくまとまる傾向があった
    そしてそれぞれのファンの間に生じる思想闘争こそ
    むしろ日本のプロレスの醍醐味として、今に通じている

    一方、かつてのアメリカにおけるプロレス・ビジネスの世界にも
    地域ごとにスタイルの違いはけっこうあったらしい
    しかし、互助組織NWAの総本山セントルイスでは
    隔週ペースでそれらの代表者たちを集め
    大規模な大会を成功させていた
    なぜそれが可能であったかというと
    各地のプロモーター間における
    コンセンサスの統一がなされていたからで
    またなぜそれが可能であったかといえば
    アメリカには、アスレティック・コミッションというものがあり
    その審査を通したものでなければ
    スポーツ興業を打てなかったからである
    WWEのカミングアウト以降がどうなってるのかわからんが
    とにかく、そういった日本とアメリカの
    歴史的相違を知ることのできる一冊であった

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