グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない (&books)
- 辰巳出版 (2023年6月20日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777830398
作品紹介・あらすじ
「人生を幸せにするのは何?」
TEDトーク歴代ベスト10 ついに書籍化!
ハーバード大学の史上最長の幸福研究が
導き出した、「よい人生」を送るための鍵。待望の邦訳
石川善樹(医学博士)
石山アンジュ(社会活動家)
アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力 グリット』著者)
ほか、本書への推薦の声続々!
ハーバード大学による史上最長、
84年にわたる科学的「幸せ研究」が解明した
幸福で健康な人生を送るための鍵
――それは「よい人間関係」
「よい人生とは何か、なんて誰にもわからない。
でも、本書は私たちに一つ確かなことを教えてくれる。
よい人生の礎には、よい人間関係があるということだ」
――石川善樹(医学博士)
「心を閉ざしてしまいたくなるような先行き不安な世の中だけど、
それでも人の幸せは、つながりから生まれる。そんなシンプルな真実を
証明してくれる一冊」
――石山アンジュ(社会活動家)
「幸せな人生は、夢のような社会的成功をつかんだ先にあるわけではない。
大金を手に入れれば向こうからやって来るものでもない。
幸せな人生はあなたの目の前にあるし、手を伸ばせば届く。
そして、よい人生は、今、ここから始まる」――本書より
<本書に寄せられた賛辞>
「『幸せ』とは何かを知る旅へ、私たちをいざなう本。
旅の途上で出会う数々の人生が、幸せの鍵は“人とのつながり”だと教えてくれる」
----ジェイ・シェティ(『モンク思考』著者)
「史上最長の幸せ研究が、よい人生を送る方法を解明した。
科学的裏付けに基づく本書は、
世の中にあまたあふれる人生指南の書とは、一線を画している」
----アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力 グリット』著者)
「幸せな人生に必要なのは、意外なくらいに身近な、
ありふれたものだった。
本書には、かつてない孤独な時代を生きる私たちにとって、
本当にありがたいアドバイスがつまっている」
----ローリー・サントス(イエール大学教授 心理学)
感想・レビュー・書評
-
速読には向かない内容でした。
ハーバード大学にて、長年特定の人物に面談や体調検査を行い、その中から幸福と捉えている、もしくは後悔の回答をまとめ分析された一冊。
人間関係による視点から、さまざまな項目あり
個人的には青年期、中年期のくだりがとても良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
非常に身に積まされる本だった。
自分の人生を肯定的に捉えるためのヒントが随所にあるが、ちょっと読み続けるのが辛くなったりもする。
わかってはいるけれど日々の忙しさにかまけて、自分を省みずにいることを目の前に突きつけられたような…。
身近な人をもっと大切にしなければ…。
しかしハーバード大学は、当初はどんな成果があるかも分からなかった研究を、大恐慌の頃から続けているというのだから恐れ入る。
日本の学術会ではこうはいかないのだろうなぁ…。
netgalley8.1 -
グッド・ライフとは、他者との繋がり。
マインドフルネスにはまっていた時期があったけれど、今年はちょっとそんな気分になれなかった。
でも、グッド・ライフには、マインドフルネスがおすすめみたい。
やっぱりマインドフルネスいいのか。
コントロールできるのは、今ここにいる自分しかない。
第6章 問題から目を背けずに立ち向かう
がすごくよかったので、覚書
↓
WISERモデルー人間関係の問題を解決に導く5ステップ
W観察→I解釈→S選択→E実行→R振り返り→W観察
特に、解釈と選択は、肝心なところ。
自分次第でどんな解釈にもなって、どんな選択でもできる。
どんな感情が起きていても、一旦、自分の中を観察して、より良い解釈と選択をするって大事。
これから反射で生きるのをやめてみよう。
そして、最後に
今すぐ決断すべきこと
大切な人に感謝の言葉を伝えよう
今この瞬間にー今このときにー
今年は、大切な人を亡くしてしまい、本当にこの言葉が重い。
感謝をいつでも何度でも伝えられると思っていたのに、いなくなってしまった。
臨終でギリギリ間に合ったけれど、私、遅いよ。
会いたい人がいるなら、今がその時。
今すぐ、決断しよう。 -
人生で人間関係が大切ということを最初から最後までずっと押し付けている感じで、くどくなってしまった。
自分のこれからの人生でこの本が必要になった時に読み返したい本ではある。
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幸福は良き人間関係にある、幼児の頃から社会生活の中で幾度となく言われてきた、当たり前のことを数十年、何世代もかけてリサーチしましたよ、という本にしか見えずいささか残念だった本。調査研究結果はさておき、被験者から得たインタビューとその解釈には、人間関係というものはどれほど人生に影響するかは、伝わった。
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お金があると必ず幸せになるわけではないが、不幸を必ず避けることはできる。
人生を支えてくれる10人の人間関係を把握する。
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[第1章]
[幸せな人生の条件とは]
苦難こそが幸せで充実した人生を送る。
がこの本の結論らしい。
つまりだ。人間他の生物を淘汰し現状で唯一無二の最強種族として君臨できるおもある原因がそこにあるんだと自分は思う。
進化することが幸せなのだ。そういうふうに頭がプログラミングされてるのだ。
だから人間は発達を繰り返し2000年余りで急激な発展を遂げ今に至るのだ。
[研究史上最も幸せな男が恐れたこと]
妻が先に死ぬこと。
だそうだ。
そう答えられる人間が最も幸せなんだと。
つまりだ。自分の人生はこの人の隣でしか考えられない。そんなパートナーを見つけることそれ自体が、最も幸せであると自負できる根拠になっているのかもしれない。
[人生における最高の投資とは]
結論。
良い人間関係。
以上。
これがこの本の結論だ。最高の投資とは、人間関係を築くことに時間を費やすこと。
幸せとは繋がりだと。そういうことになる。
じゃあ俺が今やってることって。
繋がりを持つためにやってること?
これから自分が取り組むことについて、それが誰かとの繋がりを持つことに有意義に働くのかを考え続けていく必要がありそうだ。
[ボストン都心部とハーバード大学で始まった研究]
[科学はようやく先人の知恵に追いついた]
幸せな人生とは、夢のような社会的成功を掴んだ先にあるわけではない。大金を手に入れれば向こうからやってくるものでもない。
幸せな人生さあなたの目の前にあるし、手を伸ばせば届く。そして幸せな人生は、今ここですぐに始められる。
、、、
つまりは成功すること=幸せと
自分でみなさないことが大切ってことだ。
毎日に張りがあって、自分のギリギリのラインで勝負して毎日勝つこと。
これが1番人間として幸せなんだってこと。
俺も蓄えてばっかじゃなくて、そろそろ何か自分から動き出せるようにしたいところ。
第二章[なぜ人間関係が重要なのか]
良い仕事に就くため身をけづり続けること。
そしてその仕事が成功し次のステップに行くと、また次の場所で新たな試練が待ち構えていること。
人は成長しチャレンジすることに貪欲で、そこに人生の価値を見出すのだから、この構図は間違っていないように見える、、、
自分が望んでやったチャレンジであればの話だ。
仕事場でもくもくと仕事をこなす人間を見ているとどうしてもこう考える。この人達は自分の幸せと会社の幸せ、敷いては経営者の幸せが合致したごく少数派の人間なんだな。と。
誰かに感謝されるのは嬉しいことだ。しかしその誰かが見ず知らずの人間で、しかもお礼は金としての形でしか帰ってこないと言うのであれば、それはやはりやる気の滅入りに直結する。
つまりだ、仕事に価値を見出せないのは仕事ができないからではない。仕事の成果と自分のストレス度が見合ってないからだ。
この仕事のためなら死ぬ気になれる。そういう対象を自分で見つけられてないからだ。
もっと自分にストレスをかけて新しい道を開いても良いんじゃないか?
人生は長い。中でも20代なんてのは最初の最初みたいなもんだ。
今のうちに、できる全ての道に種を蒔くこと。それが幸せになる(適度なストレスを自分に与えその報酬を毎日受け取る)近道かもしれない。
健康を維持できる程度のストレスを毎日感じること。
それが重要ってことだな。
眠気を我慢して仕事してるようじゃダメってことだ。好きじゃないなら好きになる努力を。
眠気がうざったいなら睡眠の質改善を。
そうやって普段のストレス度みたいなのを自分の制御できる部分まで落として、、、
そこがスタートだ。そこから自分の趣味が始まる。
[適応能力が人を強くする]
幸せも悲しみも、時間と共に平常時の感情に近づいていく。
どれだけ盛大な成果を上げようとも、成功を収めようとも、その達成感と幸せは0に収束するのだ。
もし世間一般の幸せという形が10なのだとしたら、人間は常にチャレンジを続ける生物でなくてはならない。
[紆余曲折の人生を俯瞰して見てみよう]
本当に必要なパートナー像。
幸せを感じるのに
ただ一緒にいること
それだけを条件に挙げられる人。
張りがありつつ一緒にいて幸せを感じる人。か。
矛盾してないか?と想うんですが。
3章終了時点で気になったことがあるのでメモ。分厚い本にはありがちなのかもしれないが。
本が言いたい部分がまとまってない。
これじゃまるで事実だけ述べた理解しにくい報告書だ。会社で1番やって欲しくないやつ。
事実と伝えたいことがごっちゃになってる。
どこに目を向けて良いのかがさっぱりわからない。
そんな感じ。
要は長すぎるのだ。
一つ伝えたいことがあるなら、具体例は一つで良いのだし、それでも伝わらないような事柄なら、それは研究が不完全であることを示す。
要は、これさえ証明できれば結果はこうだ。
そんな単純な論理がこの本には出来上がってない気がするのだ。
結論にら行き着くために遠回りをしすぎている。
何歳のだれだれがどの時になにをやったかなんてのはあまり重要ではない。
結局その人は、どんな環境でどういう感情でいる時に、どうすると幸せを感じたのか。
その具体例を使いつつ、結局それはどの人にも当てはまることなのだ。だから幸せってのはこういうものなのだ。
ってストーリーがしっかり描けていれば、長い本を読むのも全然苦ではないのだが、
そう捉えようとするとこの本は、
結局今何を述べたい部分なの?
ってのがさっぱりわからん。
人が人生を通して幸せを感じるためには何が必要なのだ。その部分を述べるためのストーリーのどの部分が今述べられているのか。それがさっぱりわからないのだ。
まとめると、読むのがめちゃくちゃ面倒です。
3章はもう殆ど読まないで重要そうなところだけガッツリ読んで後は飛ばしました。
多分重要なこともそんな書いてないのでしょう。
第四章[ソーシャルフィットネス]
孤独感が睡眠の浅さに直結する理由
ホモ・サピエンスは一人の時、肉食動物に襲われないかと夜も眠りを浅くしていたことが想定される。
人間も同じなのだ。孤独を感じれば同じプロセスが作動し夜も眠りが浅くなる。
私が出会う人たちはみな、何らかの点でわたしより優れている。そして私は、その長所でその人を認識する。
ラルフウォルドーエマーソン
↑
良い言葉だ。
まさしく自分の考えと合致している。
自分が仲良くしたい人間は余すことなく自分に無い魅力を持っている人間だ。
第五章[人生への最高の投資]
本ってやっぱいいな。
自分の経験が頭の中でフラッシュバックされて、その時何を思っていたのか復習することができる。この感情を言葉にしてまた次の段階に進むことができる。
さて、どうやら人生を幸せにしてくれるのは紛れもなく人間関係のようだ。
自分の場合、友人関係は他よりも多い気がするが十分な気が一切しない。
欲張りみたいだ。
朝起きれば誰かに喋りかけてほしいし、昼は向こうからご飯に誘ってほしい。夜は夜な夜な飲んでたいし、家に帰れば話を聞いてくれるパートナーが欲しい。
自分の幸せのラインはどうやらかなり高い。
、、、やはり自分からなにか行動を起こさないとダメなのか。
余裕がある、ゆっくりした低い人間。
俺のおしゃべりな感じは仲のいい友達を誘発しすぎていたってことか。
[今すぐ決断すべきこと]
まず第一に。
幸せな人生とは目的地ではなく、その道のりそのものであると認識すべきだ。
全ての他者へ関心を示すことだ。
総評
全て読む必要はない。ただしこの本がここまで厚く綴られる中に、確かな答えが一つあることは把握しておいた方がいい。
[幸せになる解は無いが、決まって幸せな人生の地盤には、良好な人間関係がある]
ということだ。
良好な人間関係無くして幸せな人生はない。
なら手っ取り早いのはそう、良好な人間関係を築いていくことに他ならない。
と、いうことでとりあえず片っ端から友達誘いまくったなう。
自分から誘うのなんか良いな。なんか。うんなんか良い。 -
幸せはどうしてもお金と比例してしまうと思ってましたが、これを読んで人との繋がりが如何に大事かを知ることができました。
精神的な安心は痛みも軽減するのは、腑に落ちました。
また、自分は1人でも大丈夫だと思ってましたが、それは本当は周りに支えられてて、満たされてるからなんだなと気付かされました。
これからの人生はさらに人との繋がりを大切にしていきたいです。