旅するカメラ〈2〉 (エイ文庫)

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777901500

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  • 島の子供は悪ガキもおとなしい子もとってもわかりやすい。島で生まれて島で育つ。いいことばかりではないだろうが、彼らを見ているとどうも悪いことばかりではなさそうだと思えてくる。ポートレイトで僕の取った手法はアングルは真っ直ぐにカメラを見据えてもらって、照明はカメラ後からフラットに面で当てる。派手さはないが全てを写し込む方法。仕事で女優を撮る時となんら変わることはない。私は「喋らないカメラマン」で通すことに決めた。日本人の眼の虹彩は黒、欧州人は青と人種差がある。眼の水晶体も加齢で色の見え方は変わる。

  • 2004年初版のカメラと写真に関するエッセイの続編。フィルムカメラの名機、写真家、撮影を題材にしたものが多数。他に東京、バリ、ハーレムを撮 った作品も収録。フリー写真家としての苦労話が興味深い。

  • 前著より読みやすさが増しています。
    そして何といっても何といっても「感度分の16」。

  • 前著と比較してより読者に語りかけるような文章になった。感度分の16を知りたければ、こちらが最適。カラー写真が豊富。

  • 写真を撮りたくなるのと、物欲が湧いてきます。

  • 師匠、ついていきます!(笑)

  • 感度分の16。この本を読んで、露出計を使わずに写真を撮ってみようかという気になった。

  • スーパーアンギュロンの話が大好きで、前作よりも、こちらを支持。
    露出計がなくとも写真は撮れるよ!と、ばしっと教えてもらいました。

    最終コンテンツで、ちょと凹まされるけれども、目を逸らしてはならないことですから。

  • タイトルだけで惹かれませんか?じっくりゆっくり読みたい本です。

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著者プロフィール

渡部さとる(わたなべ さとる)
1961 年山形県米沢市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、
日刊スポーツ新聞社に入社、写真部配属。スポーツ、一般報道の
現場を経験。同社退職後、フリーランスとして、ポートレートを
中心に活動。
2006 年よりギャラリー冬青にて作家活動を本格的に開始。これま
でに5 冊の写真集を出版、またエッセイ集『旅するカメラ』(枻
出版社)はシリーズ4 作まで続いている。
毎年国内外で写真展を行ない、パリのケ・ブランリーをはじめ作
品が欧米の複数の美術館に収蔵されている。

「2020年 『じゃない写真 現代アート化する写真表現』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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