大人なら知っておくべきお作法の教科書 (趣味の教科書)

制作 : マナー向上委員会 
  • エイ出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777926640

感想・レビュー・書評

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  • フォークナイフ→刃を内側
    左手は食器に添える→武器を隠していないことが起源

    ハレの場だけでなく日常から意識する→日頃の習慣や癖は100%隠せるわけではない。

    精進料理を起源とする懐石料理
    ①先付け 箸染(はしぞめ) 薄味のものから順に食べる。
    ②煮物椀 土瓶蒸し…まずは出汁から食べる。蓋は逆さに置く。土瓶から中身を直接食べてok
    ③お造り 淡白なものから食べる。(鯛→鰤→鮪)ワサビを醤油に溶かさない。
    ④焼物
    ⑤温物(あつもの) 揚げ物、蒸し物、炊き合わせ
    ⑥強肴(しいざかな)・進肴・追肴 一汁三菜とは別に出される肴の意味
    ⑦酢物 食事を食べる前の口直し→消化を助ける。
    ⑧食事 留め椀→料理の最後という合図
    ⑨水物・甘味・抹茶

    陶器→粘土を原料、叩くと鈍い音 伊賀焼 織部焼(美濃焼の一種、緑色の青織部が有名)
    磁器→ガラス質を含む土を原料、表面が硬く滑らか

    寿司屋 3日前までに予約 香水に注意 腕時計→カウンターを傷つけないように注意
    ゲタ、皿は手前におろさない。
    シャリと平行に持つ→崩れない。
    軍艦はガリで醤油
    ポン酢、塩→付け過ぎない。3分の1

    日本酒 常温(酒本来の味、温度管理が行き届いた店のみ)
    燗(香りが広がり冷めると酸味、生・無濾過はバランスが崩れやすいので適しない)
    冷(味が引き締まりすっきりした後味)

    大吟醸→精米歩合が50%以下・アルコール添加率が0%だと純米大吟醸
    本醸造→醸造アルコール量が10%以下・精米歩合が70%以下→端正な口あたり
    純米酒→米と米麹のみが原料
    原酒→通常加える水をくわえていないもの
    生酛(きもと)仕込→天然の乳酸菌を取り込み雑菌を駆使して純米酵母を育てる手法→きめ細かくまったりした風味
    山廃仕込→生酛の工程から米をすりつぶす工程をしない手法→味、香りが濃厚、熱燗に向くタイプ
    三段仕込→お米を分けて仕込む→甘み、旨味
    無濾過→雑味、バランス調整をしない。
    活性清酒→瓶内に発酵ガス→発砲日本酒

    フレンチ①②オードブル アミューズ 前菜とパン
    ③スープ
    ④魚料理
    ⑤サラダ→メインの前の口直し
    ⑥肉料理
    ⑦チーズ→メインで飲みきれなかったワインを堪能
    ⑧デザート
    ⑨小菓子、コーヒー

    赤ワイン→果皮、種子を破砕して漬け込む→果皮のタンニン→独特の苦みや渋み
    白ワイン→ブドウ果汁のみ 低温で発酵させる。

    赤ブドウの品種
    ①ピノ・ノワール→渋みの少ないワイン
    ②カベルネ・ソービニヨン
    ③メルロー→タンニンがやわらかく滑らかな飲み心地
    ④シラー
    ⑤サン・ジョベーゼ→イタリアの代表品種
    ⑥グルナッシュ

    白ブドウの品種
    ①シャルドネ
    ②ソーヴィニヨン・ブラン→独特のアロマ
    ③リースリング→ドイツの代表種
    ④セミヨン→フランス南西部で甘口ワインを生みだすのに欠かせない。
    ⑤シュナン・ブラン
    ⑥ミュスカ→甘口ワイン

    ワインのラベルの見方
    ヴィンテージ→ブドウの収穫年 ブドウの品種を大きく記載しているものも多

    フランス
    シャンパーニュ→スパークリングワイン
    ロワール→白ワイン ソーヴィニヨン・ブランは柑橘系辛口
    ブルゴーニュ→赤ワイン ピノ・ロワール
    ボルドー→赤ワイン カベルネ・ソービニヨン、メルロー タンニン(渋み)

    イタリア
    ピエモンテ州(北部)→赤ワイン バローロ、バルバレスコ
    トスカーナ州(中部)→赤ワイン キャンティ
    シチリア州
    カンパーニャ州(南部)→タウラージ
    フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州(北部)

    熟成させずに飲めるガメイ種のブドウでつくった早飲みワイン→ヌーヴォー
    ブルゴーニュ地方のボジョレ―

    ロマネ・コンティ→ヴォーヌ・ロマネ村 何種類もの異なる地層、奇跡的な土壌、1.8ヘクタール
    ☆ワイン製造会社ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社(Domaine de la Romanée-Conti)が所有するブドウ畑の名前/最上品質のブドウ種ピノ・ノワールを産出する特級畑(グラン・クリュ)に格付け
    それぞれの畑の名前をつけた8種類の特級ワイン/8つのうちモンラッシェが白ワイン

    カロン・セギュール メドックのワイン王 ハートを描いたラベル

    希少性 スクリーミング・イーグル カリフォルニア

    バーでの振る舞い
    タンブラー、ロックグラス→なるべく下を持つ。小指からテーブルに触れるように置く。

    世界5大ウイスキー
    ①スコッチ→ピートによる独特の香り付け
    ②アメリカン バーボン
    ③アイリッシュ→スコッチより軽くて飲みやすい
    ④カナディアン→最も軽い ライ麦、トウモロコシベースをブレンド
    ⑤日本

    贈り物 NG 縁起が悪いもの(お茶、櫛、四や九関連するもの、靴下、靴、マット)

    結婚式 アフタヌーンドレス→襟付き、長袖、くるぶしまでの丈
    イブニングドレス→肌を露出することでフォーマルさが増す
    花嫁の色である白一色、喪を連想させる黒一色、殺生を連想させる毛皮を避ける。

    招待状 御芳名→御芳 を消して 名 のみにする。
    メッセージは区切らないため、句点を使わない。
    スピーチ ×再婚を連想させる語句 重ねて…
    ×別れを連想させる語句 終わる。去る。

    拝礼の作法①遺族、僧侶に一礼②本尊に一礼③左側の香炉から右手3指でつかむ④押しいただく→香を目の高さまで上げる⑤合掌⑥本尊に一礼⑦遺族、僧侶へ一礼

    神式の拝礼①遺族と祭主神官に一礼 枝元を右手で上から包む、左手を下から支える
    ②玉串を持ち替える準備
    ③遺影に一礼後、玉串を胸の高さにし、右手を右胸の前に持って玉串を縦にする。
    ④左手を枝元、右手を枝先に持ち替える。
    ⑤さらに右回りに回転させ、枝元を祭壇へ向ける。
    ⑥玉串を捧げる。
    ⑦一歩下がり二礼。音を立てずに二拍手(しのび手)し、一礼
    ⑧一歩下がり、遺族、神官に一礼

    キリスト教の拝礼①花を両手で受け取る②胸の高さに掲げ、献花台へ一礼③花の向きを変える④花を置き、一歩下がって一礼

    祝儀 何度あってもいいもの→蝶結び 結婚→結び切り、鮑結び
    中袋 結婚→表に旧字体で金額、裏の左下に住所、名前
    御祝儀2万円のとき→1万円札と5,000円札2枚

    表書き 4文字→死文字 ○御結婚御祝 御出産御祝

    手紙のマナー ①拝啓(頭後)は下げずに行頭から書き出す。
    ②時候の挨拶
    ③お礼やお詫びの挨拶
    ④主文 さて、 改行して、一字あけて書き出す。
    ⑤末文 相手の健康や今後を祈り、まとめる。
    ⑥結語 敬具
    ⑦日付 発送日
    ⑧署名 自分の名前
    ⑨宛名 書き出しが日付より高い位置になるようにする。

    訪問先での振る舞い 呼び鈴を押す前にコートを脱ぐ。

    和室 襖→取っ手を使い10センチ、もう一方の手で親骨を持って3度に分けて開ける。
    座布団は薦められてから座る。 手土産は机、座布団越しに渡さない。
    立ちあがるときに座布団を踏まない。

    洋室 ソファーは長椅子が客人

    美しい日本語の基礎知識
    依存心(いそんしん) 一段落(いちだんらく) 乳離れ(ちばなれ) 施策(しさく)
    手繰る(たぐる) 早急(さっきゅう) 出生率(しゅっしょうりつ) 他人事(ひとごと) 貼付(ちょうふ) 礼賛(らいさん)

    逢引→人目を避けて会うこと 秘かに会う機会→逢瀬(おうせ)
    懸想(けそう)→異性に思いを寄せること
    秋波(しゅうは)→美しい女性の涼しげな流し目
    糟糠の妻(そうこう)→米かすと米ぬかしか食べられない貧しい時代を共にした妻、立身出世しても追い出すわけにはいかないという中国の故事
    楚々として→清らかで美しい様

    敷居が高い→不義理なことをして入りにくい、合わせる顔がない ×格式の高いレストラン
    弥が上にも(いやがうえにも)→なお一層 何が何でも=否が応でも

  • 現代にあった作法・マナーの基本をひと通りおさらいできる。
    手土産の選び方も参考になる。

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