バットマン The BatManga Jiro Kuwata Edition (復刻名作漫画シリーズ)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 13
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・マンガ (1020ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778032555

作品紹介・あらすじ

幻のバットマンが甦る。

1939年の登場以来、様々な派生作品や映画が制作されている不朽のアメリカンコミックヒーロー『バットマン』。

今から約50年前『バットマン』を描いた日本人漫画家が存在しました。
その漫画家は『8マン』『月光仮面』といった数々のヒット作を生み出した桑田次郎です。
1966年4月にTVドラマシリーズが日本で放映開始されるのと同時に、D.Cコミックとの独占契約のもと「少年キング」「少年画報」の2誌にて漫画版がスタートしました。
桑田の繊細で硬筆な描写はアメコミとマッチし傑作となりました。
米のバットマニアの間でも桑田バットマンの評価は高く米の出版社Panteonから『BATMANGA』 というダイジェスト翻訳版が2008年に出版されています。今回は「少年キング」連載の全43回と「少年画報」連載の全10回を完全収録、連載当時のカラーページも再現。3冊をBOXに収めた日本初単行本化企画です。

感想・レビュー・書評

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  • 「バットマン」と言えばご存知、アメコミ作品。
    しかし!頭に「桑田次郎の」と付くと懐マン(懐かしのマンガ)マニアにとっては特別な存在の作品になる。

    1966年 TV版「バットマン」が日本でも放映された時、少年画報社がそのコミカライズ化の権利を独占。
    66〜67年に少年キング・少年画報で連載されたが単行本は出版されず読むには当時のキング・画報を買い集めるしかなく文字通り幻の作品なっていた。(自分も一度だけ古本で少年キングを一冊読んだ事があるくらい)
    過去にファンの手による無許可無版権の単行本が一冊出たが流通数も少なく値段も高額故持っている人も限られていた。

    多くの懐マンマニア、特に桑田次郎ファンは単行本化を切実に願った。
    そんな中2008年、「BATMANGA」のタイトルでアメリカから英訳版が発売!
    これは日本での発売もあるかもしれない!!
    そして、5年後の2013年 小学館クリエィティブから遂に初単行本化!!

    日本におけるアメコミの父ともいえる小野耕世氏の解説によれば、この作品は荒唐無稽になりすぎたバットマンを科学探偵物として軌道修正した通称「ニュールック・バットマン」を元にしているとの事。(ストーリー等は本家のアメコミを原作を元にしているが若干のアレンジがされている。
    例えば、怪人猫男なる敵が登場するが元ネタは絶対キャットウーマンだろうって感じで。)
    なるほど、確かに作中において敵の一部にミュータントやロボットが出て来たり敵の正体や特殊能力について謎解きがあったりとまさに科学探偵漫画と呼ぶにふさわしい。

    そして、桑田次郎のシャープな線で描かれたバットマンのカッコ良さ!!
    おそらく、当時の本家であるアメコミ版のバットマンよりカッコイイのではないか!?

    50年近い年月を経てようやく単行本化された桑田次郎版バットマン。
    ダークナイトと呼ばれるバットマンしか知らない人達にも是非読んでもらい日本でこんなにシャープでカッコイイ バットマンが描かれていた事を知ってもらいたいなあ。(値段は高いけど)

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著者プロフィール

代表作『エイトマン』

「2015年 『江戸川乱歩妖美劇画館 1巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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