太陽の塔ガイド (小学館クリエイティブビジュアル)

著者 :
  • 小学館クリエイティブ(小学館)
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本棚登録 : 75
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778036140

作品紹介・あらすじ

一般公開された太陽の塔のガイド本

2018年3月に恒久的なミュージアムに生まれ変わった太陽の塔。半世紀にわたって封印され、廃墟同然だった塔内がみごとによみがえりました。過半の生物造形を失った〈生命の樹〉はダイナミックに再生し、行方不明になっている〈地底の太陽〉も復元を果たしたのです。
本書は、新たに展示施設として整備された太陽の塔の全貌を紹介するガイドブックです。館内を巡り歩く際に役立つ展示解説はもとより、太陽の塔をより深く理解するためのさまざまな情報が満載です。
さらに、太陽の塔を生んだ大阪万博「テーマ館」の思想や岡本太郎の制作意図などのバックグラウンドをやさしく解説。太陽の塔の意味を考えるうえでのヒントに満ちています。
太陽の塔を訪れる人のみならず、太陽の塔ファン、岡本太郎ファン、万博ファン必携のガイド本です。


【編集担当からのおすすめ情報】
2018年3月19日、〈太陽の塔〉内部を常設展示施設として公開。
2018年9月15日、あべのハルカス美術館において「太陽の塔」展。

感想・レビュー・書評

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  • 2022.10.28読了。

  • <閲覧スタッフより>
    岡本太郎氏の代表作『太陽の塔』のガイド本。内部展示の「生命の樹」の解説や「太陽の塔」存続の背景等が記されおり、太郎氏の人を惹きつけるパワーに触れることができます。内部公開もされているのでぜひ。
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    所在記号:観光||タイ
    資料番号:91060834
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  • 2020.02.01

    太陽の塔の内容から、岡本太郎のイメージ、生き方
    それは、令和の現代からしたら失われた「情熱」の具現化。
    パワーに溢れていた人が、素晴らしいものを作った
    小学生の時に見た、あの佇まい。
    また見に行きたいと思った。

  • 再生

  • 太陽の塔の内部公開に行き、感動のままにミュージアムショップで購入したガイド本。
    内部公開では、単細胞生物から旧石器時代のヒトまで、"いのち"の歴史を表現した塔内部の展示「生命の樹」に圧倒された。
    本書を読んで、それを創った岡本太郎の思い、そして才能を知り、また圧倒された。

  • 2018年3月から一般公開が始まった、新しい太陽の塔のガイドブック。展示施設として生まれ変わった太陽の塔の全貌をやさしく解説している。太陽の塔を訪れる時の必携本である。

  • <閲覧スタッフより>
    大阪万博から48年。今もそびえたつ太陽の塔ですが、今年から内部公開が始まりました。このガイドブックは行く前に読んでもいいですが、行ってから読むと展示内容がより深く分かるのでオススメ!観覧のお供にどうぞ。
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    所在番号:観光||タイ
    資料番号:91060834
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  • 【180707読了】

    岡本太郎が、万博のテーマ〔人類の調和と進歩〕に
    真っ向から対立して表現したテーマ館。

    何回も撤去の計画が持ち出されたのに、それがこれといった理由なく先延ばしにされ、結局永久保存が決まった、不気味なオブジェであるという解説のところに、〔太陽の塔〕が人を惹きつける説明できないパワーを感じる。

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著者プロフィール

平野暁臣(1959- )
空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長

大阪万博で岡本太郎が創設した現代芸術研究所を主宰し、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う。2005年岡本太郎記念館館長に就任。総合プロデューサーとして、「明日の神話再生プロジェクト」「岡本太郎生誕100年事業(TARO100祭)」「太陽の塔再生プロジェクト」を率いた。『入門! 岡本太郎』(興陽館)、『万博入門』『大阪万博』『岡本藝術』『太陽の塔』(小学館)、『太陽の塔 新発見!』『太陽の塔―岡本太郎と7人の男たち』(青春出版社)ほか著書多数。

「2023年 『明日の神話 1967-2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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