大阪万博: 20世紀が夢見た21世紀 (小学館クリエイティブビジュアル)

著者 :
  • 小学館クリエイティブ(小学館)
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778037673

作品紹介・あらすじ

大阪万博を豊富な写真・資料を用いて解説

70年大阪万博を語るうえで必携の書。未発表の会場写真を多数収録。また、「紀元2600年記念日本万国博覧会」に端を発する日本における万国博計画の歴史を時系列に追い、大阪万博計画のすべてを現存する資料を基に解説する。さらに、1851年ロンドン万博から直近の万国博覧会までを俯瞰して見ることにより、万博史の一点として、大阪万博が持つ歴史的意義、また特異性について考察する。全体のおよそ半分をカラー印刷にし、未発表の写真を含むおよそ1000点を掲載。後半部はモノクロ印刷とし、大阪万博が形になっていくさまなどの各種テーマを、貴重な図版を大量に掲載しつつ解説していく。資料編も充実させ、社会史、建築史、または現代の歴史を学ぶ者にとって、参考書になりうる詳細なデータを収録する。以上のような内容を持って、本書を大阪万博について書かれた書籍として決定版とする。

【編集担当からのおすすめ情報】
2015年「太陽の塔」の内部公開されることが期待されています。

感想・レビュー・書評

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  • p.73 協会警備隊以外にもプロのガードマンなどさまざまな人々が活躍した。

  •  1970年の大阪万博について網羅的に情報を得ることができます。各パビリオンの写真が小さいところは弱点で、他の本に譲りますが各館のホステスさんの衣装などがたくさん載っているところは素晴らしいです。また万博そのものの歴史に触れてあるところも万博という歴史を知る上で参考になるのではと思います。

  • 1970年に開催された大阪万博の記録で、1日の平均来場者数や、1日平均迷子人数など具体的な数字が記載されており非常に面白かった。

  • 日本での万博計画の歴史を追い、大阪万博計画の全てを解説する。また、大阪万博が持つ歴史的意義や特異性についての考察がされる。全体でおよそ1000点の写真が掲載され、資料データも充実した70年の大阪万博を語る決定版である。

  • 歴史

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著者プロフィール

平野暁臣(1959- )
空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長

大阪万博で岡本太郎が創設した現代芸術研究所を主宰し、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う。2005年岡本太郎記念館館長に就任。総合プロデューサーとして、「明日の神話再生プロジェクト」「岡本太郎生誕100年事業(TARO100祭)」「太陽の塔再生プロジェクト」を率いた。『入門! 岡本太郎』(興陽館)、『万博入門』『大阪万博』『岡本藝術』『太陽の塔』(小学館)、『太陽の塔 新発見!』『太陽の塔―岡本太郎と7人の男たち』(青春出版社)ほか著書多数。

「2023年 『明日の神話 1967-2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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