どんな災害でもネコといっしょ:ペットと防災ハンドブック (小学館 GREEN MOOK)
- 小学館クリエイティブ (2018年3月26日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778050122
作品紹介・あらすじ
災害時、ペットと生きのびるためにしておくこと
防災に関する書籍は多く出版されていますが、「ペットと防災」に関する類書はほとんどありません。
今後南海トラフ大地震の発生も予想され、今や日本全国安全な場所はありません。過去の地震で、避難所はペットの受け入れ体制は万全でなく、飼い主とはなればなれになった事例も多くありました。
ペット同行可能だったとしても動物の鳴き声、におい、アレルギーなどでトラブルが相次ぎました。そんな状況を避けるため、飼い主が普段からしておかなければならないこと、心構え、飼い主自身が助かるための発災時の状況別行動パターンや、様々な避難方法、パニック猫の起こりやすい症状とその対処法を具体的に解説。再建に向けてペットとどう歩んでいったらよいかまでを、体験者の声を交えて提案します。さらに行政の取り組みを取材、多角的に災害時の対処法を示します。
監修は熊本地震を体験した德田竜之介獣医師。災害に備え、マグニチュード9にも耐える動物病院を建設し、発災直後からペット同伴避難所として病院を開放、ペットの同伴避難を訴え続け、環境省のガイドライン作りにも協力しています。自身の経験を踏まえ、災害とどう向き合うべきかを総合的に監修いただきます。
感想・レビュー・書評
-
どんな災害でもネコといっしょ:ペット防災ハンドブック
著作者:徳田竜之介
発行者:小学館クリエイティブ
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
facecollabo home Booklog
https://facecollabo.jimdofree.com/
様々な避難方法、パニック猫の起こりやすい症状とその対処法を具体的に解説。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
災害時、「ペットは同行避難が原則である!」ということを知らなかった。
本書はネコを基本としていますが、犬の飼い主さんのコメントも多数あり、
ペットのための必需品、防災バッグ、被災時の様子など、被災した方々の経験を踏まえ詳しく解説されています。
もちろん周囲への気遣いは必須ですが、動物好きにとってペットたちは大変な心の支えになるはず。
地震や豪雨など災害が増える日本において、心強い一冊です。
追記
台風19号の際、避難勧告がでましたがペット可の避難所は一つもなし。全部動物禁止。
ペット可の避難所もある、と書いてありますが、実際とても少ないのが現実ですね。
ネコだけ残しておけないので自宅にいました。同じような人が沢山いました。
自宅での対応についての方をよく読んだ方が良いかも。 -
災害時、大事な家族だからこそ、いざという時のために備えておくべき準備や心構え、知っておきたい知識。
-
いざというときのために読んでみたが、とても面白かった。獣医師の実体験をベースに書かれているため、内容が具体的でわかりやすいし、単に猫飼いのための情報だけでなく、実際の避難所での他者との折り合いについても書かれていたのが興味深かった。
飼い主にとって猫は家族なので、他者から見たときの視点はついつい欠落しがち。でも、実際には猫が苦手な人もいるし、避難所ではたくさんの人と共同生活しなくてはならないため、必要な視点だと感じた。 -
猫ちゃんの飼い主に必須の本です。
大震災に遭った経験のない猫の飼い主さんにとって
イメージしにくい震災の当事者になったときの心得が満載の本です。
お薦めです。 -
スリング1つは買っておきたい
-
実家の猫と両親のために購入し、渡す前に読みました。
避難所・在宅などケースごとの対応策が紹介されていたり、猫がいる/いないに関わらずあると便利なものが載っていて、読んでよかったと思いました。 -
近所の図書館の新着コーナーに並んでいたので借りてみた。熊本地震から2周年っていうこともあって、取り上げられていたのかな。
災害が来ないにこしたことはないけれど、備えあれば憂いなしっていうことで。同伴非難できるかも調べておこうと思う。
徳田竜之介の作品
この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。





