- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778101077
感想・レビュー・書評
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パリ留学を控えた医師・片桐雅彦は、フランスに向かう夜行列車で奇妙な体験をした。フェルナンド・コンティと名乗る威圧的な美貌の男に、怪我人の診察を頼まれたのだ。後日、パリでの生活を始めた片桐は、フェルナンドが欧州に君臨するマフィア、コンティ・ファミリーの総帥だったと知る。事件に巻き込まれたのかも…と怯える片桐の予感は当たり、謎の男達に狙われ、会いたくもなかったフェルナンドに助けられてしまう。日本人の片桐には理解しがたい濃密な態度で絡んでくるフェルナンドに、片桐は「口説かれてたらどうしよう」と戸惑うが…。
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フェルナンドがカッコよかった(笑)
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イタリアンマフィアのドンと日本人監察医のちょっと危険なラブストーリー。そんなにラブラブしたところはなかったです。それでもフェルナンドのマフィアのドンらしい冷酷さ、イタリアン男性らしい愛するものへの情熱さに惹かれてしまうかも?
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フェルアンド・コンティ(31)×片桐雅彦(34・検視医)。パリ大学医学部に留学予定の片桐は夜行列車・アルテシア・ナイトの中で老人の手術をした。その後、命を付け狙われるハメに・・・。なんと言っても麻生さんの挿絵がとってもよくて、イメージが掴みやすく話の中にスンナリと入っていけた。ギルマン警部が、面白かった。