- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778105037
感想・レビュー・書評
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タイトル:鷹の褥でねむる龍
著者名:結城一美
イラスト:亜樹良のりかず
出版社/発売元:心交社
シリーズ名:ショコラノベルス・ハイパー
発売日:2008年02月
ISBN:4778105036
税込価格:893円
■Story■
蓮沼組の若頭に就任した宏樹は、関東の極道を執り仕切る三和会の会合で、
剣城組の跡継ぎである剣城史彬と12年ぶりに再会する。
学生時代、偶然同じ大学だった剣城に「気に入った」という理由だけで
抱かれてしまった宏樹は、自分を女扱いした男を憎んでいた。
極道らしい風貌の剣城に比べ、宏樹は細身で甘い顔立ち。
再会した今もコンプレックスを刺激され、宏樹は苛立つ。
そんな折、無理やり誘われた酒の席でまたしても剣城に抱かれてしまう。
剣城の真意が読めない宏樹だったが、執拗なまでの求愛に次第に戸惑いはじめ…。
■カップリング■
【攻】剣城史彬/けんじょうふみあき(30)剣城組若頭
【受】蓮沼宏樹/はすぬまひろき(30)蓮沼組若頭
■感想■
何か大きな大どんでん返しが来るかと待ち構えていたら、
とくに突拍子もない展開もなく終わってしまった。
極道の一途な愛って、男気があるような無いような…。
そこまで好きなら他の奴に手を出すなよっ!って思うんだけど。
著者が「ツンデレ」に設定した宏樹。
ツンデレとはちょっと違うような気もしたけど、従順じゃないってことか?
極道モノだが安心して読め、わりと好きな作品かも。
ただ、ねっとりとした極道世界が好きな方には物足りないかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示