皇太子の結婚 (ショコラノベルス HYPER)

著者 : 石原ひな子

• 心交社 (2008年4月10日発売)

感想・レビュー・書評

[遅咲き腐女子(^^;;さんの感想 · 2012年12月31日]

女性皇太子の隠し子・兼田啓人×敵対国の皇太子・ルークのカップリングです。
最初は、女性として敵対国に送られますが、
すぐに男性と見抜かれて、取引をして皇太子妃になるという設定です。
ルークの弟と話していると、ルークが焼きもちを焼いたり、
お話の全体から受ける印象がすごく私好みでした（＃＾o＾＃）

表紙を書かれた上田先生のイラストも素敵で
続編があれば、読みたいと思うカップルでした（＾＾）

[bookaiさんの感想 · 2009年12月13日]

父の死を機に兼田啓人が知った出生の秘密―それは、啓人がルエノア王国の姫君が日本で生んだ隠し子だということ。啓人はルエノアに連れ去られ、長年敵対関係にある隣国の皇太子ルークに女として嫁がされる。おとぎ話の王子様のように優雅な姿とは裏腹にシビアで冷徹なルークは、妻が男だと知っても動じず、両国の関係が改善するまで完璧なプリンセスを演じれば啓人を日本に帰してやると約束する。だが婚礼の夜、形だけの花嫁であるはずの啓人をルークが気まぐれに抱いたことで、二人の関係は険悪なものになり―。

[yayayaさんの感想 · 2008年11月4日]

わははっ、男なのに、拉致られて嫁入りしちゃいます。でも、長年敵対してきた両国の関係改善のための嫁入りなんで、男だとバレちゃったら大変です。

著者プロフィール

白泉社、竹書房、幻冬舎などで広く活躍するBL作家。近著に『君に囲われし濡花』（プリズム文庫）、『デキ狐!!』（クロスノベルス）などがある。現代ものから異世界ものまで、幅広いジャンルをこなす。動物や子どもの可愛らしい描写や、味のあるサブキャラクターが魅力。

「2018年 『エース！！ 都立杉並東高校硬式野球部の夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」