堕ちた青い鳥 (ショコラ文庫)

著者 :
制作 : 亜樹良 のりかず 
  • 心交社
3.00
  • (1)
  • (1)
  • (5)
  • (3)
  • (0)
  • 本棚登録 :30
  • レビュー :2
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778110802

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  •  水城恭吾の勤めるモーターサイクルメーカーが、外資系の投資ファンド会社によって買収されてしまった。
     新社長は、そのファンド会社の幹部・クラウス・コンラッド。
     綺麗な顔とは裏腹の、会社を解体することによって利益を生み出すファンド会社のやり手の男だった。
     社長秘書としてそのまま残された水城は、会社の存続と想い人でもある前社長を守るために、水城はコンラッドに近づき、情報を得ようとするも、コンラッドの予定すら知らされることはない。
     ところが、そんな時、街中で若い男と楽しげに腕を組み、ホテルに入っていくコンラッドの姿を見てしまう。
     個人的なことだから、と口にしまいと思っていた水城だったが、会社が売りに出されると知り、つい怒りからそのことを口にしてしまう。
     すると、激昂したコンラッドから口封じとして、身体を弄ばれ……

     という話でした。
     最初は情報収集のために、コンラッドの傍にいたのに、自分の好きな相手の身代わりにしていいと言われ、だんだん、コンラッドの存在感の方が大きくなってきて。
     でも、結局は会社が売られることがわかって、裏切られたような気持ちになって。
     ところが、コンラッドが一番嫌がる契約をするようにファンドの社長から言われて、その契約を結ぶところに追いかけて行って。
     結局、会社は売られなくて、ハッピーエンド。

     水城が守ろうとした会社は、顧客の希望を叶えるためのバイクを作る会社で、そういうオーダーメイド感ってとっても大事で。
     でもそういうのが、うまくいかない時代になりつつある、というのはわかっているので、難しいよねー……と思いつつ。

     なんだかそういう時事的なところにちょっと身につまされたりしてしまいました。
     物語としては、ベタですね。
     会社をカタに身体の関係を迫る社長攻めと、会社を守りたい受け。
     ベタは悪いことではないので、そういう話がお好きな方はぜひ、どうぞ。

  • 洸さんの小説、本当に好きです。恭吾が本当に健気でいい。クラウスもクールに見えて情熱的なところもすごくよかった。マイケルのサイドストーリーも読んでみたい。彼はノーマルなのかなあ。

全2件中 1 - 2件を表示

堕ちた青い鳥 (ショコラ文庫)のその他の作品

洸の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

堕ちた青い鳥 (ショコラ文庫)はこんな本です

ツイートする