- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778114510
作品紹介・あらすじ
天木怜也にとって萩生田大成は、孤独な子供時代を支えてくれた大切な幼馴染みであり恋人だ。だが大成の27歳の誕生日に二人の乗った車が事故を起こし、天木が病院で目覚めた時から何かが狂い始めた。怪我をした天木の面倒を見る為に大成が連れ帰ったのは見知らぬ家、普段は陽気でベタベタしたがりの大成は何故かよそよそしく、それなのに飢えたように切なげに天木を求めてくる。説明のつかない違和感に天木は戸惑うが-。
感想・レビュー・書評
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とにかくもやもやしました。
“違和感”の正体はいったい何なのか?
タイトルも不穏さを醸し出してるので、まさに作中の受と同じ感情で、不可解な違和感にもやもやしながら、先を知りたくて読み続けました。
読みながらあぁじゃないか、もしかしたらこうじゃないかと考え、でもそれだとこの説明がつかないな…とか延々推理めいたことを考えながら読んでいましたが、それは予想を超えるものでした。
登場人物全員の気持ちが切なくて苦しくて悲しくて、号泣というより涙がツーっと流れるような、胸がギュッとなるような切なさがありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
切ないミステリーのように感じたのですが、いかがなのでしょう。
キライじゃないです。文章も素敵で素晴らしいのですが、最後のあの仕掛けはどうしても作りすぎというか、いらない部分だなぁと思ってしまいました。
読者を説得するのではなくて、その世界観を大切にしてほしかったです(?)。
風邪ひきなので文章がおかしいです、すみません。 -
タイトルと小椋ムクさんに惹かれて購入したのですがこれは…何を書いてもネタバレになってしまう(>_<。)最後の方の夜中に二人分の盃を置いて飲んでるシーンで涙腺崩壊した°・(ノД`)・°・
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腑に落ちない点が多くて残念。
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大成×天木
同じ団地で育った天木と大成。付き合いだしてからも10年を超え、そろそろ家族にも打ち明けようかというラブラブカップル。
しかし、大成と乗っていた車が電柱に激突。気づいたときには病院にいた天木。
しかしそれからの大成は今までの大成とは何かが違って・・・。
何系の話なのかさっぱりわからず読みました。記憶喪失系とも違うし、もしかして似たような異世界に飛んだファンタジー?とか思いつつ・・・。
結果、どちらも違って、そういう意味では新鮮ではあったのですが、どうもいまいちしっくりこないし、天木の話し方とかそういうのもしっくりこなくてハマりませんでした。 -
これは…ジャンル”高遠琉加”でwww
せつねーよ………(;w;)
結構冒頭からからくり(?)はわかった気がしたけど、それより一段深かった…それが面白いってことなんだけど、とにかく切ない。
あーあとネタバレだけど、一穂先生のアイズオンリーと……