僕の、なれない君 (ショコラ文庫)

著者 :
  • 心交社
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778117948

作品紹介・あらすじ

両親の離婚により、崎谷直の転校した高校にはスターがいた。サッカーの才能に恵まれた笹田優希の活躍は、東京の進学校で望む成績を残せなかった直のコンプレックスを刺激した。直は笹田と関わりを避けて過ごしていたが、あの日、担任に彼の勉強を見て欲しいと強引に頼まれてしまう。自身とは真逆の笹田に最初こそ苦手意識を感じていた直だったが、素直で裏表のない彼と過ごすうちに、なぜか胸が騒ぐようになり-。

感想・レビュー・書評

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  • 高校生同士の爽やかなお話。
    親の離婚で、進学校から転校してきた攻めは自分の存在意義を見出せずにもんもんしてて、受けはキラッキラの人気者でサッカーで有名で。
    相反する二人が、顧問から受けの勉強を見てやってほしいと頼まれて近づいて行く話。
    受けはストレスからくるオーバーワーク症候群に苦しんでたり、厳しかった祖母や父親の態度が実は違ったんだということを知った攻めが初めて高校生らしい感情を粟原にしたり。
    2部構成で、1部は出会いからくっつくまで。
    2部は卒業後、受けがサッカー留学して離れ離れになってからの話。
    正直2部の話は受けは勝手だなぁと思う部分があったけど、最後まで読むと思い合うが故のすれ違いですね。
    なんだか、キラキラした高校時代が眩しくなりました。

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