愛に溺れるバンビーノ (ショコラ文庫)

著者 :
  • 心交社
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本棚登録 : 47
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778118099

作品紹介・あらすじ

父親の遺言で11歳の時に異母兄弟のいるイタリアの名家、ダビアーノ家に引き取られた緒方みつきは、家族らしい温かさと無縁の生活を送っていた。優しくしてくれるのは次兄のフェルディナンドだけ。みつきはいつしかフェルディナンドに恋心を抱いていた。けれど偶然、遺産相続の為に彼がずっと我慢してみつきの相手をしていたことを耳にしてしまう。従姉の勧めもあり、みつきは日本への帰国を決意するが…。

感想・レビュー・書評

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  • いたってありがちな設定に、思っていた通りの結末。。。なのに泣けた!これは、なんだ、あれか、主人公か!そうなのか!純真無垢で疑うことを知らない世間知らずの良いこを、スパダリお兄ちゃんが溺愛する!ってのは鉄板中の鉄板だろうに、それでも自己犠牲感と愛され感に泣けちゃうよね〜。

  • 異母兄弟だという点は全くスルー。危ないお兄さん達です。過保護にしたとはいえ、みつきは子供すぎる。

  • 特に良くも悪くもなく、至って普通の溺愛ものでした。ちょっと違うのは半分ずつとはいえ血がつながっている兄弟同士なので本来なら近親タブー的な懊悩云々があっても良かったはずなんだけど、作品の中ではそのことについての逡巡はあまりなくサラリと流されているので、抵抗がある人でも読みやすいかも。
    ただ本当にちょっとした誤解で波風はたつけど、簡単に元サヤに戻ってハッピーエンドな話なので、受に人間的魅力や成長を期待するには物足りないです。

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