俺様人魚姫 (ショコラ文庫)

著者 :
制作 : れの子 
  • 心交社
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本棚登録 : 15
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778120085

感想・レビュー・書評

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  • 面白く読めました。

    主人公の輝は軽いコミュ障害を持っているが、専門学校生最終学年でなかなか就職が決まらなかったある夜、一人の金髪美形の男と出会う。
    その縁で輝はそのイケメングレイブが社長を務めるデザイン会社に就職。
    才能を認めて貰えているものの、何故かグレイブとの間には埋めようのない溝を輝は感じている。
    そんなある日、コンペで知り合った他社のイラストレーターが輝に近付いてきて―。

    「あとがき」にも書かれているように、ちょっと首を傾げたくなる部分がわずかですが、ありました。
    読後に感じたのは、このお話はファンタジーなのか、それとも現実に即した話なのかということです。
    リアルでは、人魚など存在するはずもなく、この描き方では、一体どちらなのか判りません。
    あくまでも社長の子ども時代からの「空想」の続きで話が展開しているのか、それとも、本当に彼が人魚だったという設定なのか。
    おそらく後者であろうと思うものの、今一つ、しっかりと伝わってこないのが残念です。

    ものがたりは全体的にライトタッチで、良い意味で軽い気持ちで読破できる雰囲気です。
    主人公の輝の心的内面は割と深く掘り下げられているのに対し、グレイブや最終的には輝を騙すために近付いた黒木などの二人の男の内面はあまり描かれていなかったので、もう少し相手役の人たちの心理描写も丁寧に描いて欲しかったと思います。

  • ファンタジー。よかったけど、人魚でなくてもいいと思った。

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