日本国憲法

著者 :
  • 太田出版
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本棚登録 : 96
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778310356

作品紹介・あらすじ

僕は記したい。こんな憲法があった時代に、自分が生きていたことを。相当に気が早い現行憲法への鎮魂。

感想・レビュー・書評

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  • 昨今、改憲の動きが活発化していますが、私のスタンスは本書の著者・森さんに近いなあと感じました。つまり不都合なところが出てくるのは当然で、修正すべきところってあるんじゃないの、でも「改憲」というと9条を改めて軍隊を持てるようにしたり戦争したりできるようにすることだけみたいに言われるのは違和感がある、ってあたりです。自民党の政治家や一部の論客たちは盛んに恐怖や不安定さを指摘しますけど、北朝鮮はともかく、中国はそんなに愚かな国ではないと思いますし、そもそもアメリカのいいなりの日本が、本当に武力に寄らない国際平和のために、自主的にどれだけのことをしてきたというのか、そこのところをまず問いたいと思います。

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    No.79

  • 僕は記したい。こんな憲法があった時代に、自分が生きていたことを。相当に気が早い現行憲法への鎮魂。(「BOOK」データベースより)

  • 243ページ 「アドルフ・ヘス」→「ルドルフ・ヘス」

    ※ヒトラー+ヘス?

  • 藤原ヒロシとの対談の中で出てくる「あきらめる」という言葉に感じ入るものあり。

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著者プロフィール

森 達也(もり・たつや)
1956年、広島県呉市生まれ。映画監督、作家。テレビ番組制作会社を経て独立。98年、オウム真理教を描いたドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。佐村河内守のゴーストライター問題を追った16年の映画『FAKE』、東京新聞の記者・望月衣塑子を密着取材した19年の映画『i-新聞記者ドキュメント-』が話題に。10年に刊行した『A3』で講談社ノンフィクション賞。著書に、『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫)、『「A」マスコミが報道しなかったオウムの素顔』『職業欄はエスパー』(角川文庫)、『A2』(現代書館)、『ご臨終メディア』(集英社)、『死刑』(朝日出版社)、『東京スタンピード』(毎日新聞社)、『マジョガリガリ』(エフエム東京)、『神さまってなに?』(河出書房新社)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)、『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』(ミツイパブリッシング)、『U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面』(講談社現代新書)、『千代田区一番一号のラビリンス』(現代書館)、『増補版 悪役レスラーは笑う』(岩波現代文庫)など多数。

「2023年 『あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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