悶絶スパイラル

著者 :
  • 太田出版
3.72
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本棚登録 : 1425
レビュー : 260
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778311025

作品紹介・あらすじ

三浦しをん待望のミラクルエッセイ最新刊!!描きおろし・爆笑「なんでもベスト5」大ボリュームで収録。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた後、しばらくイスに座って読んでいたら、むふむふっと笑いが出てきて、そのうち止まらなくなり、ぐっぐふっごほごほごほっとにやけながら咳でごまかす怪しい女になりました。
    読んでないからついていけない漫画ネタもあったけれど、ぶっとんだ妄想でいっぱいで、いつもながらに楽しい一冊でした。
    しをんさんの「この5冊!」という漫画を見ていると、更にディープなしをんさんが顔を出す。本や漫画って、「なぜそれを選んだのか」「どういう感想を持ったのか」からけっこうその人が見えてくるんですよね…。
    自分でいくつか考えてみたけれど、秘密の内心を丸裸にするような危険な試みだなと思いました(笑)。でもそうすると、このブクログでも実は日記以上に自分語りしちゃってるのかもしれない。

    しをんさんのむちゃぶりに対する、友達の鮮やかな切り返しも見事なんです。
    原稿が進まずに焦っているしをんさんにかかってきた電話。
    「助けてあんちゃーん!」
    「はい。私にできることがあったら言ってください。」
    「うん、じゃあ言うけど、念力で出版社を爆破してほしい。くれぐれも、人的被害が出ないように気をつけてくれたまえよ」
    「えっ…。わかりました。どこの出版社ですか?」
    「○○社と△△社と××社」
    「三社もあるんですか!それはちょっと大変。全世界に散らばるおともだちの力を借りなきゃ」
    「うむ。地球のみんな!おらに元気をわけてくれ!って感じで頼む。まちがって元気玉を私にぶつけちゃいやだよ?確実に出版社へ向けて頼むよ?」
    「ラジャ!むーん…(念力を集めてるらしい)。ハアハア、これは厳しい戦いになりそうです。サイキックフォースが激しくぶつかりあう帝都大戦といった様相ですよ!」

    …みたいな感じで終始、現実から想像の世界へ、なんの前触れもなく旅立っていかれるのです。

    漫画の名言で日々を彩る、しをんさんの名言日めくり、私もほしい。

  • まず、表紙が・・・乙女!何しろ、図書館で予約したものなので渡された時は自分の目を疑ったのを覚えています。
    そして、絵がディズニー映画のプリンセスか!と思うほど可愛い。(ラプンツェルに似ている・・・と感じたのは私だけ?)

    中身を読めば、さすがしをんさん!もう、しをん節が出てる(●^o^●)

    日常生活で見ている何気ないもの(行動・考え)がここまで面白くなるのかとしみじみ感じました。


    悶絶スパイラル。意味がわからなかったので、調べてみると・・・
    悶絶=苦しみもだえながら気絶する。 スパイラル=らせん状。 (大辞泉より)
    ・・・どうなってるの!しをんさん、大丈夫!?と、ツッコミたくなるようなタイトルでした。

    そして、中の章ごと?に分かれている部分では、全て「ラル」で終わっているそう。しかし、一部だけ違うらしいが。(あとがきより。)


    やっぱり、今回もしをんさんのエッセイには笑わされぱなしだった。

    「お父さんの誕生日に、家族で野球を見に行く話。」

    これは、色々な意味で印象深い。面白いし、仲の良い家族!と感じられました。

    • kuroayameさん
      早速読んでみたい本に登録させていただきます♪。
      しをんさんの作品はまだ読んだことがないので、楽しみです★。
      早速読んでみたい本に登録させていただきます♪。
      しをんさんの作品はまだ読んだことがないので、楽しみです★。
      2012/10/11
    • しをん。さん
      ありがとうございます♪
      こんな、下手なレビューを読んで読んでみたい本に登録していただけるなんて・・・(●^o^●)

      しをんさんの作品、本当...
      ありがとうございます♪
      こんな、下手なレビューを読んで読んでみたい本に登録していただけるなんて・・・(●^o^●)

      しをんさんの作品、本当に面白いですよ!

      エッセイは、本当に面白くて、笑ってしまいます。
      しかし、小説となると奥深くてさすが直木賞・本屋大賞を取っている方だなあ・・・と、改めて感じさせられます。
      しをんさんの、作品なら「風が強く吹いている」が個人的にはおすすめですよ(^^♪
      2012/10/11
  • 三浦さんのエッセイ。
    まえがきから「ぷぷぷっ」
    観察眼と妄想力、表現力に腹筋を痛めた(笑)
    家族と友達も濃くて楽しい。

    • メルさん
      nyancomaruさん

      あははー
      「舟を編む」からは想像できない
      腐女子っぷりですよね(笑)

      知らないうちに電車とかで
      ...
      nyancomaruさん

      あははー
      「舟を編む」からは想像できない
      腐女子っぷりですよね(笑)

      知らないうちに電車とかで
      しをんさんに観察されてたらコワイかも(笑)

      重い話を読んだ後は
      しをんさんのエッセイで爆笑して
      癒されています(^ー^)d
      2013/02/13
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「コワイかも(笑)」
      それは考えたくないですよね、、、
      「重い話を読んだ後は」
      それは良い考えですね(未だ読んでいないエッセイが多くあるので...
      「コワイかも(笑)」
      それは考えたくないですよね、、、
      「重い話を読んだ後は」
      それは良い考えですね(未だ読んでいないエッセイが多くあるので常備しておこう)・・・
      とは言うモノの、男子禁制で読むのはご法度ではないかと悩んでしまうのでした。
      「ビロウな話で恐縮です日記」
      http://blog.goo.ne.jp/below923
      2013/03/26
    • メルさん
      nyancomaruさん

      またまた、あははー(笑)
      男子ドン引きなネタ満載で
      確かに読まないほうが良いかもしれません。。。
      が笑...
      nyancomaruさん

      またまた、あははー(笑)
      男子ドン引きなネタ満載で
      確かに読まないほうが良いかもしれません。。。
      が笑ってストレス解消しちゃうには持ってこいですよ(^艸^)
      ちなみに、ブログお気に入りに入れました。
      ありがとです!
      2013/03/27
  • 気持ち的には★★★★★でもいいくらいだが、逆に失礼な気もして★★★★。要らぬ気遣い、余計なお世話だろうが変えずにおく。
    邪な純情満載だ。受け付けない人もいるだろう。

  • 笑わせていただきました^^  本を読みながら笑っている私を見て、娘が一言「気持ち悪~い」だって!
    だってだって面白いんだもの。つい笑ってしまう。 しをんさん、好きだわ。
    こんな風な感じ方が出来たら、日常も「普通」なんてことないんだろうなぁと思いました。
    実は小説を含めて しをんさんの本は初読みです^^; 全作品を制覇したくなりました♪

  • 関係ない話なんだけど、私はこの熟語2文字にカタカナ英語という組み合わせがなんだか見ていて恥ずかしい。
    厨二病くさくないですか。
    そこの二次創作をかじったことのあるお姉さん。
    二次創作のタイトルで熟語2文字+カタカナとかありませんか。
    明朝体なの。それに、最後か、自分ではオシャレだと思ってる冒頭ポエムのあとに持ってくるのね。
    はい。中学時代の私の黒歴史でした。

    本書は厨二病じゃないし、痛くないし十分に面白い。
    アツくて楽しい、ザ☆三浦しをんさんのエッセイ!
    乙女なげやりでハマった人には間違いなくオススメ。

  • 明るい気分になりたい時に手に取って、間違いなく笑えるのが三浦さんのエッセイです。
    日常を書いているだけなのに、どうしてこんなに面白いのでしょうか。

  • うんうん、分かる分かる!と思いながら、いつも三浦しをんのエッセイを読む。今回も夜中時折一人で吹き出しつつ、寝る間を惜しんで読んだ。ちょっとしたストレス解消かも…。

  • 面白い。この人の書く言葉には、人を傷つける毒がない。
    そういう毒のなさって、貴重。

  • 三浦しをんワールドを知りたいならまずコレ!彼女のぶっとんだ思考回路、ディープなオタク趣味が笑える。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「三浦しをんワールドを知りたいなら」
      そうなんだ、、、「舟を編む」で虜になったので、何となく「乙女なげやり」「あやつられ文楽鑑賞」の2冊購入...
      「三浦しをんワールドを知りたいなら」
      そうなんだ、、、「舟を編む」で虜になったので、何となく「乙女なげやり」「あやつられ文楽鑑賞」の2冊購入(積読状態)。次はコレにしよう!
      2012/07/07
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プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が、第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。

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