板尾創路とピエール瀧の考える文化 ハチ公はなぜ剥製にされたのか?

  • 太田出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778312879

作品紹介・あらすじ

孤高の芸人・板尾創路と、孤高のミュージシャン・ピエール瀧が、忠犬ハチ公、ゴッホの「ひまわり」、修学旅行、映画、フェラーリ、オペラなど23の身近であたりまえにある文化を独自の視点で再検証した対談集。異才の想像力をお裾分け。

感想・レビュー・書評

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  • 「あたりまえを疑え」
    あたりまえを疑うには無分別と体力がいる。
    「あたりまえ」は、そっとしといたほうが面倒くさくなくていいもんだぜ、と大人は思う。
    だって、それが世の中で「あたりまえ」になったのは、多数決の結果ってことじゃん。
    そりゃそうなんだけど、ひっかかるものはひっかかる。王様は裸だと大声をあげるほど野暮じゃないけど、つついてみるのもおもしろかろう、という本。
    おじさん二人が、ぼそぼそしゃべってる感がちょうどいい感じでした。

  •  タイトルのとおり、目の前に日常として存在する「文化」を再検討する企画。といっても深夜のバカ話のような放談は、その切り口も含めてとにかく面白いのよ。
     そして、自分の自慰行為での射精ポーズからエロメディアの歴史を考察するピエール瀧の優れた視点に感服した。

  • クスリときた。意外に(失礼!)面白い。

  • ゴッホの日本での過大評価やハチ公が剥製にされたことなど様々なテーマで対談したもの。
    目の付け所は面白いが、表紙や題名からしてもう少し硬派だと思っていたのに、妄想を語り合った、ただのゆるい雑談に感じた。
    そのがっかり感のため、低評価。

  • 寿司食いたい。

  • ためになる本

  • ネタのつもりで読んだら予想以上に面白かった。

  • 発想のでたらめさについては他の追従を許さない奇跡の2人が対談。面白くない訳がない。微妙な距離を保ちつつ森羅万象について語る空気感がまことによい。そして期待通りのくだらなさ。最高である。続編求む。「どうやら俺たち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(みうらじゅん/リリー・フランキー)」同様、およそ300年後くらいに発見され、その時代の教科書に掲載されてたらいいと思う。

  • 板尾と瀧が毎回1テーマの文化を棚卸して語る内容。昔ながらの当たり前を一度疑ってみる。その際の板尾と瀧の切り口が斬新。ダルマ、お墓、インスタント麺の回が面白かった。軽く読める内容で時間つぶしによい。

  • 電車などの公共施設で読みにくい。
    けど公共施設で読んだほうが何故か面白い。

    日常を考察することは面白いなと思った。

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