- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778313265
作品紹介・あらすじ
ゲームカルチャーマガジン『コンティニュー』の名物企画、毎号2万字スケールで掲載されていたクリエイターロングインタビュー「○○を創った男」が待望の単行本化!
奈須きのこさん(『月姫』『Fate/stay night』)、上田文人さん(『ICO』『ワンダと巨像』)、坂口博信さん(『ファイナルファンタジー』)などのインタビューが掲載!
感想・レビュー・書評
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「地図がないから航海に出ないのは臆病だと思うんです。クリエイターに使命感があれば大丈夫だと思うんです」(岩谷徹)、「もう一度、たったひとりで一からゲームを作ってみようと思って、仕事を再開したんです」(坂口博信)、「月姫が800部売れても、自分的には、死ぬしかない。死刑台に向かう囚人みたいな気分だった」(奈須きのこ)などなど、『ファミ通』には間違っても載らないゲームの名言が詰まった究極のインタビュー集。これが増刷したら伝説の「『怒』を創った男」を収録した第2弾を作るので、みなさん、買ってください! でも真面目な話、こういう本が売れなかったらゲーム業界に未来はないッスよ、いやマジで。
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雑誌『CONTINUE』に連載されていたゲームクリエイターのロングインタビューを再構成しまとめた本です。この『CONTINUE』は私がADとして仕事をしていましたが、このロングインタビューこそ、この雑誌の神髄でありゲームに対する熱意の表れでした。登場する方々は皆ゲーム業界を牽引してきた方々ばかりで、当然ながらインタビュー内容も読み応えがあります。ゲーム好きな人々、その業界で働く人々など、多くの方に手に取って頂きたいバイブルです。・・・本文の文字組は、膨大な文字数を432ページに収める為に、読み易さを犠牲にしないバランスの範囲で縦2段組で整えました。カバーに使用した紙は「ファーストヴィンテージ」、落ちついた色合いと風合いのなかに、独特な個性を持つ紙で、この本の実直さに相応しいと採用。帯は、宮部みゆきさんの言葉で!もうこれしかないでしょ!とあっさり決まりました。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/763097 -
■書名
書名:ゲームの流儀
著者:岩谷 徹 (著), 遠藤 雅伸 (著), 前川 正人 (著), 海道 賢仁 (著), 井上 淳哉 (著), & 12 その他
■概要
ゲームを愛するすべての人に捧げる超ド級のロングインタビュー集、ここに登場!
●収録ラインナップ
岩谷 徹(『パックマン』)
遠藤雅伸(『ゼビウス』)
坂口博信(『ファイナルファンタジー』)
糸井重里(『MOTHER』シリーズ)
仙波隆綱(『メタルブラック』)
仲村 浩×森田典志×塚田みさき(『エドワード・ランディ』『ファイターズヒストリー』)
前川正人(『ガンスターヒーローズ』『レイディアンシルバーガン』)
海道賢仁(『ナイトストライカー』)
井上淳哉(『エスプレイド』『ぐわんげ』)
安田 朗(『ストリートファイターII』)
丸山茂雄(プレイステーション)
須田剛一(『ファイプロ ファイナル』『シルバー事件』)
桝田省治(『俺の屍を越えてゆけ』)
芝村裕吏(『ガンパレード・マーチ』)
上田文人(『ICO』『ワンダと巨像』)
奈須きのこ(『月姫』『Fate/stay night』)
(amazon.co.jpより引用)
■感想
こういう本は色々読んだけど、やっぱり人による。
面白いこと言う人もいれば、あ、そうという事しか言わない人もいる。
それぞれがそれぞれ結果を出している方々なので、いい悪いではなく
合う、合わないのそれだけかな?
自慢しようとしていないけど自慢ぽく話す人は、人に好かれる才能が
無いと思う。
■気になった点
・バカみたいなアイデアを実行するから壁を破れる。
・理不尽に頭は下げない。
・ゲーム業界の常識は、ソフト業界の非常識
・最初の人たちは薄氷を踏む想いでチャレンジしている。運の要素も強い。
それが周りから見ていると分からない。
・あいつより出来なくて悔しいと思うのは苦しいだけ。できたことを一緒に
喜べた方がいい。 -
それほどゲームという媒体に浸透していない自分にとって書かれているクリエイターやゲーム作品に思い入れがなさすぎた。
読んでいてどこにも心に響いてくるものがない。ある意味さびしい状態の中何とか読了した。
此処に記載されたすべてのゲームを体感するには今となっては無謀に近い感を得ない。
ガンフロンティア メタルブラック
世に出た製品にクソはない 仙波隆綱
爆裂無敵バンガイオー
地獄めぐり -
読みながら「ハイスコアガール」の主人公の回想が頭に浮かんでくる、琴線に触れたゲームについて語る喜び。
開発者に聞くと意外とクールで「あれ?」ってなることも多いけど。
あと、知らないゲームの話はやっぱり全然わからない。 -
同年代(からちょっと上)のゲームクリエイター達のインタビュー記事のまとめ。もう、何からなにまでど真ん中で嬉しい限り。歴史書として残したいくらい。以前、ASCIIでPC系の懐かし物ムックシリーズがあったが、本書ももう少し追加して続刊を期待したい。故飯野氏のインタビュー記事とかは垂涎ものではなかろうか(絶対あるはず)。
ただ懐かしいだけではなく、各人の独特のこだわりやら、方法論やらも堪能できるところがまた良かった。この年になっても全然変わらない好奇心と、やる気がまたまた湧いてくる感覚が得られる。単なるオタク(これはこれで尊称でもあるが)ではない、一技術者の視点からの記述、と見て読んだ。 -
岩谷 徹(『パックマン』)
遠藤雅伸(『ゼビウス』)
坂口博信(『ファイナルファンタジー』)
糸井重里(『MOTHER』シリーズ)
前川正人(『ガンスターヒーローズ』『レイディアンシルバーガン』)
海道賢仁(『ナイトストライカー』)
安田 朗(『ストリートファイターⅡ』)
丸山茂雄(プレイステーション)
須田剛一(『ファイプロ ファイナル』『シルバー事件』)
桝田省治(『俺の屍を超えてゆけ』)
芝村裕吏(『ガンパレード・マーチ』)
上田文人(『ICO』『ワンダと巨像』)
奈須きのこ(『月姫』『Fate/stay night』)etc...
(S.Y) -
ゲーム業界を築き上げてきたクリエイターにロングインタビューを行ったものです。名前は聞いたことのない人が多いのですが、作ったゲームの名前を聞けば知ってるものばかり。
「ゲーム制作」って多くの人からは何をやっているのか、何が大変なのか分かりにくいお仕事だと思います。ですが、この本を読んで、強い熱意と使命感で作っているんだなと感動しました。みなさん、若いうちから自由に育ってきてそれがゲーム業界で爆発している感じで。
今のゲームはコミュニケーションツールの側面が強く、流行れぎみでしたが、久しぶりに昔のゲームをやってみたいなぁと素直に思いました。
ボリュームある本ですが(432ページの2段組み)、ぐいぐいと読ませるだけの力がある本でした。 -
今現在、ゲーム業界に残っている人や漫画やアニメの業界に行ってしまった人など様々な人がいるのが興味深い。
個人的に糸井重里のMOTHERシリーズに対する思いや奈須きのこの同人の苦労話が良かった。