夢を売る男

著者 :
  • 太田出版
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本棚登録 : 3057
レビュー : 525
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778313531

感想・レビュー・書評

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  • さすがに面白い。本を出したいと夢見る人たちを描いた短編集。本を出したい人たちの傲慢不遜、自己中心的な思考が読んでいて面白かった。
    実際の出版界はどうか知らないが、書き手の闇を垣間見た気がした。

  • 2616/7/17

  • 2016.7.14-43
    ジョイント・プレスの言う形の出版業界の詐欺話ではあるが、牛河原部長のトーク・作戦がここまで徹底してると痛快。

  • 出版社が偏屈者を食い物にする話。
    自己顕示欲の強い嫌な奴を丸め込んで、金をむしり取る。
    「ざまあみろ」と思いながら、「あれ自分にも当てはまるの?」と自身を振り返った。
    海千山千の編集者。彼にも夢見ていた時期があり、夢破れたのかもしれない。だからと言って他人の夢を壊しても良いわけではない。夢は売っていない。夢を売りつけているだけ。現実を見せずに、目を覚まさせずに。
    「百田某」などと自虐ネタもあった。出版社を虚仮にすることに負い目を感じたのか。日和ったか。
    最後は格好つけて終わった。罪は罪。出版業界の真実の一端であるかもしれない。

  • 出版業界の裏側を描いた一冊。
    凄腕の編集者牛河原のキャラクターが豪快で面白い。
    前半は同じような中身の繰り返しで正直つまらなかったが、後半ライバル出版社と戦うあたりからはまぁまぁ面白かった。
    全体的には、東野圭吾の「歪笑小説」と重なる部分が多い。出版社の裏事情など。
    そのせいか新鮮味が感じられなかったのが残念。

  • 百田先生の本は読みやすい。この男はマルチなのかと思ったがそうではない感じがした。でも一応マルチか。でも相手にいい思いをさせばれない。すごい職業だと思う。

  • すごい面白かった。自意識過剰な人たちを食い物にする出版会社。上手く言いくるめてお金をぼったくり、その上感謝までされるほどの営業トーク。ライバル社もうまく倒し社員もうまく手懐ける牛河原さんすごい。最後は、改心したということかな?

  • 読みやすかった。
    出版業者について書かれていて、興味深かった。

  • 牛河原は上手く言いくるめて本を出版したいと思ってる人からお金をだまし取ってる感じがして、最初のうちは夢を売る男だと自負してるだけのがめつい人だと思っていた。しかし、最後の数ページでガラリと印象が変わった。牛河原は根っからの悪ではなく、ほんとは心優しい人なんだと思った。最後の最後で心がホッコリするお話だった。

  • 読んでいるうちに、牛河原のセリフに、ありかな〜と納得してしまう。あまりに人間が愚かだから、売られて金で買う夢もあっていいのだ、買えるなら。最後に、その一線。

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著者プロフィール

百田 尚樹(ひゃくた なおき)
1956年生まれ、大阪府出身の放送作家・小説家。『探偵!ナイトスクープ』の放送作家として活躍。
50歳の時にはじめて執筆した『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。ヒット作となり、映画化されている。
ボクシング青春小説『ボックス!』が第30回吉川英治文学新人賞候補、第6回本屋大賞の5位に選出され、映画化もされた。『海賊とよばれた男』で2013年本屋大賞大賞受賞。コミック化、映画化された。

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