夢を売る男

著者 :
  • 太田出版
3.66
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本棚登録 : 3057
レビュー : 525
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778313531

作品紹介・あらすじ

敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、本の出版を夢見る人間が集まってくる。自らの輝かしい人生の記録を残したい団塊世代の男、スティーブ・ジョブズのような大物になりたいフリーター、ベストセラー作家になってママ友たちを見返してやりたい主婦…。牛河原が彼らに持ちかけるジョイント・プレス方式とは-。現代人のふくれあがった自意識といびつな欲望を鋭く切り取った問題作。

感想・レビュー・書評

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  • 百田尚樹作品としては...なんだか腑に落ちない

  • 何とも生々しい!

  •  手に取るなり途中で止められず一気読み。読み始めて十数ページ目でえっ!?と驚く展開が。これは上手い!これは一体・・・と期待を持たせる。
     「海賊と呼ばれた男」も息をもつかせぬ本だったが、この本も同じ。
     出版界とそれを取り巻く環境が、とても分かり易い言葉でつぶさに語られている。牛河原のそれぞれのクライアント毎に変化するトークや間の取り方が実に素晴らしい。そして、社員の荒木に語る内容には一々納得性がある。
     ラストシーンは陳腐だとは思いつつも、それでももう百田ワールドに絡め取られてしまってるから、やっぱり感動するし、四の五の言わずに素直に感動する方がトクだ。ここがあるから、救われた気になる。牛河原のやってきたことが、ある意味正当化される。

  • 牛河原さんの有能さと最後の一言に感動。出版業界を巡るブラックユーモア。出版したい人への辛辣コメント、なるほどと。

  • 夢を持たせて客を満足させてしまう敏腕編集者。その手の中で転がされてしまう周りの人たち。
    小説としてはとても面白かった。
    詐欺まがいであってもやり方一つでこんなにも周りを動かせるのかと感心する。
    しかしやはり他人を手のひらで転がす人は好きでは無いな。嫌悪感を覚える。

  • 一気に読めた.一流のエンターテイメント.読書好きの人は楽しめる.最後の落としもGOOD.読後感良し.

  • いつもながら異なる作風での小説は、テレビの放送作家出身の著者が放つ出版業界に対する毒。一気読み。

  • 出版業界の闇をいい具合に引き出している。
    ただ、やってることは二つの出版社は一緒だし、法律に少し触るか触らないかという違いのみ。
    資本主義を目の前にしては、情なんてどうでもいいのでしょう。いい意味で自分に鞭を与えてくれた本。

    いい話には裏がある。

  • こういう商売本当にあるのかなと思いながら読みました。もっともらしい返答は、少し参考になりました

  • 出版界をとりまく事情をコミカルに描いてます

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著者プロフィール

百田 尚樹(ひゃくた なおき)
1956年生まれ、大阪府出身の放送作家・小説家。『探偵!ナイトスクープ』の放送作家として活躍。
50歳の時にはじめて執筆した『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。ヒット作となり、映画化されている。
ボクシング青春小説『ボックス!』が第30回吉川英治文学新人賞候補、第6回本屋大賞の5位に選出され、映画化もされた。『海賊とよばれた男』で2013年本屋大賞大賞受賞。コミック化、映画化された。

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