- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778313548
感想・レビュー・書評
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オードリー若林のあとがき解説が想像以上によかった。
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読みやすい。おもしろかった。
映像化しやすいね、これは。
なので、映画も楽しみ。 -
軽い気持ちで一時間半ほどで読めた。若手お笑い芸人の悩みや葛藤、生活を少し覗けたようでおもしろかったが、胸にぐっとせまるような感動はなかった。私の性格がひねくれてるのか、ちょっとキレイすぎるだろっていうのが感想。
でも、キレイなラストだからこそ救われた気もする。
<夢を諦めるな、もし夢を諦めてもいい時があるとしたら、その夢を諦めてでも幸せにしたい人ができた時だからな> -
とてもライトで読みやすい文章。片手間に読むのには良い。
話が終わったかなと思わせてから3回続くスタイルは、好きな人が分かれるかもしれない。
私は上辺っぽいな、王道だな、と思ってしまった。文体の軽さとあいまって、テレビ見ているみたいな。
再読はないかな。 -
泣けると思ってたけど、予想以上に泣けた。最後50ページくらいは泣きっぱなし(笑)解説もよかった。
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交換日記形式で進んでいく、結成12年目の売れないお笑い芸人たちの物語。
最初形式に慣れるのに少し時間がかかったけれど、気付いてみれば彼らの世界にどっぷりでした。
ハッピーエンドにはならないけれど、人間の絆が生み出すドラマ。夢を追う勇気、諦める勇気。
そして鈴木おさむ氏だからこそ書ける、リアルな芸人の描写。プロデューサーやマネージャーとのやりとり、反応。何故か出てくるカンニング竹山(笑)
あとがきにて、オードリー若林が、
芸人にかぎらず、何かを産もうとしている人間は、知識や理論や理屈で飾り立てたものより、むしろ削っていくこと、生身の自分に近いものの方が個性的で面白いということに気付くはず。
というようなことを言っていて、ああやっぱり売れている芸人(テレビもネタも結果を出している芸人)はラッキーだけのぽっと出ではなくて、産みの苦しみを理解して、苦労しながら考えながらやってるんだなぁと、なんか感動してしまった。 -
軽い気持ちで読んだら、ボロ泣きだった。好きなことでも周りを見て嫉妬したり自分の限界を見て辛い思いをして、そういうのが気持ちがすごい共感できた。夢を諦めるのも才能って言葉が重くて突き刺さる。
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夢を追うもの、諦めたもの、みつかってないもの。すべての人に染みる物語。舞台が大好きになり後付けで小説を読んだけど。楽しめた。正直舞台の方が好きだけど。ソコには田中という生身の芸人若林の熱量があったから。
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泣ける。