- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778313562
感想・レビュー・書評
-
普段雑誌は読まないのだが、無性に読みたくなる時期がある。大きい書店でたまたまこれを見かけて面白そうと思い購入した。学者特集だし、「review 40人のここが気になる」に寄稿してるメンバーの豪華さに惹かれて。
これ最近のだと思ってたら2012年のだった、読んでる途中で気づいた。山中先生がノーベル賞受賞されたタイミングで出たのか。
福岡伸一、竹内薫の推す学者と、ケトル編集部がおもしろいと思った学者が紹介されてるページは、どれも面白い。一番気になったのは古澤明教授の量子テレポーテーション。テレポーテーションって実現してるの…。
一点不満。「学者」特集と言うなら文系の学者も取り上げて欲しかった…本書で取り上げられてるのはいわゆる「理系」の学者のみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最高峰の好奇心がここに結集している感じだ。
ドキドキやワクワクがつまっていた。
いろいろな分野の研究者たちとの出会いの場となる雑誌ともいえるほど。
福岡伸一先生の紹介する研究者やその他の研究者、2012年ノーベル賞をとった山中伸弥先生に加え、歴代の受賞者の成果と小話が織り込まれ、また著名な研究者に関する書籍も多数紹介されている。
科学雑誌は難しくて読めないし、どの記事を読んでいいかわからないが、これなら手軽に読めるし、深入りしたければ紹介された図書を読んだりしていけばよい。
科学への興味の入口にはとてもよいと思った。
そして学者が特集されている記事の全ページ上部に記載されている豆知識というか、雑学というか、うんちくみたいなのだけでも読んでいて楽しめる内容だった。
個人的には好奇心をくすぐってくるイチオシの雑誌。