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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778313579
作品紹介・あらすじ
日本におけるフェア・トレード論の新地平を切り開いた著者が、フェア・トレード論の分析枠を国内の産消提携活動に適用し、フェア・トレードの普遍性を提起する意欲作。倫理的・社会的配慮に基づいて選択を行う消費者市民=新しい消費者の共同した消費行動=社会運動=産消提携が、世界の規範的なフェア・トレード類型であるだけでなく、それこそが、日本農業の持続的発展の回路であることを指し示す。農業、農協、生協、消費者団体の関係者・研究者だけでなく、心ある多くの市民にとって、本書は未来を切り開くテキストである。
感想・レビュー・書評
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フェア・トレードという言葉は聞いたことはあるが、その活動の実態はあまり世の中に出てこない。植民地時代より根付いたとも考えられるアフリカの農産物買い叩きのシステムは改善されるべきで、そのための仕組みとしてフェア・トレードが有効であることがよくわかる。また似たようなことは日本の米においても当てはまるということが事例紹介を通して解説されている。一方で、きちんと生産者に正統な利益が回るようになったかなど、システムを評価する方法などは今後も考えていかないといけない課題と感じた。
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