福島第一原発廃炉図鑑

  • 太田出版
3.88
  • (10)
  • (6)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 145
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778315115

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • Factを積み重ねていくこと、このような本になる。でも、このFactを意図的に無視するヤツが多い

  • 福島第一原発の廃炉の状況をまとめた本。
    図鑑というだけあって分厚く、内容がまとまっているのは良いのだが、電車で読むには向いていない…
    それから、情報がすでに古いので、現時点での改訂版がほしい。漫画や図も多用していて、読みやすいので、いつかしっかり読みたい。

  • http://naokis.doorblog.jp/archives/encyclopedia_of_the_1F.html【書評】『福島第一原発廃炉図鑑』〜廃炉を正しく理解しよう : なおきのブログ

    <目次>
    イントロダクション
    第1章 福島第一原発、最大の問題は何か?
    第2章 廃炉とは何か?
    第3章 1F周辺地域はどうなっているのか?
    第4章 廃炉をどう語るのか?


    2017.03.12 ダイヤモンドより

  • 事故後、常磐線広野駅まで行きました。
    帰りにいわきで寿司を食べてね。
    関東を離れたのでなかなか難しいですが、ぜひ行ってみたいところです。
    廃炉の困難、これを乗り越えた時、新しい世界があると信じています。

  • 後半ハイスピード斜め読みしてしまったから、明日の新幹線でじっくり読む。

  • 福島の話は断片的にか耳に入ってこない。著書は"ちょっと調べればわかること"と言うが、その"ちょっと調べる"が一般の、日々の生活に追われた人間には、残念ながらなかなか難しい。知りたい、知らなければという思いはあるが、全体を俯瞰して把握できるまで、じっくりと取り組む余裕はなかった。
    そのような人間に、この"図鑑"は大変ありがたかった。読み切れるだろうかと思ったが、一気に読み切った。それだけ知りたかった情報が詰まっていたんだろうと思う。
    一方で、この本で全て知りえたとも思わないし、そう思うことは逆に危険だと思う。書ききれなかったこともあると著書も書いている。ただ、時々流れてくる廃炉に関する話を、ふわふわと掴み所ないまま受け入れてしまうしかない状況からは、抜けられたのではないかと思う。

  • 東日本大震災による地震と津波が原因となり発生した福島第一原発事故から5年。
    事故発生当初から、政府、事業者による事実の隠ぺいが繰り返され、それでも原発推進派、いつのまにか原発推進自民党、なにがなんても原発怖い派等から発信される情報は、あくまでも自分たちの主張を裏付けするものに偏っている。

    それは正式な事故報告が4つも存在し、それぞれの内容が異なることに象徴されている。
    http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3526040_po_0756.pdf?contentNo=1

    本書は、なるべくそれらの意見には偏ることなく、5年目の福島第一原発の事故現場がどのようになっていて、事故収束への工程、廃炉への工程がどのようになり、いまどんな状況にあるか。事故現場での作業員の状況や、原発周辺汚染地域の状況は、そこに住む住民の暮らしは?といった内容について、写真、漫画、図表そしてインタビュー記事から立体的に可視化している。

    しかし、残念なことにそれらの情報は、本書が執筆され、出版されたとき時点の情報を切り取っただけのものであることも、また一つの事実。

    汚染水を減らす切り札であったはずの凍土壁は当の政府によって否定され、福島の知恵を活かすといった東電は、老朽化している原発の再稼働を急ぐ。

    結局、原発事故からの復旧はまだめどが立っていないということなのだと思う。
    なんでもかんでも原発事故のせいというのでは、話は前に進まないかもしれないが、目をつぶって道路をすすんでいけば、いつかまた事故に遇うことは100%確実ではないかと思う。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1984年福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。専攻は社会学。現在、立命館大学衣笠総合研究機構准教授(2016-)。東日本国際大学客員教授(2016-)。福島大学客員研究員(2016-)。
著書に『福島第一原発廃炉図鑑』『はじめての福島学』『漂白される社会』他。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

開沼博の作品

福島第一原発廃炉図鑑を本棚に登録しているひと

ツイートする