- 太田出版 (2017年5月25日発売)
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感想 : 21件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784778315771
みんなの感想まとめ
人類の歴史を俯瞰し、進化の過程をわかりやすく解説した一冊で、約90ページにわたってホモ・サピエンスの誕生から現代までの重要な出来事を紹介しています。樹上生活を送っていたサヘラントロプスから始まり、アウ...
感想・レビュー・書評
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いかにも緩い入門書風で、ある程度その通りだけど、歴史の全体を5分で眺めるまとめも必要で、この本はそれにちょうど良さそう。
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地球の歴史を1年で例えると、我々の歴史はわずか23分らしいが、それでもやっぱり20万年は長い。中島みゆきさんの歌詞ではないが、牙も毒も棘も持たずして連綿と命を繋ぎながらその知恵だけでよくぞここまで進化したなと思う。
樹上生活をしていたサヘラントロプスがアウストラロピテクスやホモエレクトゥスの時代を経てやがてホモサピエンスとなり、農耕を始め、宗教、国家、貨幣の概念の発明…時には愚かな過ちを冒しつつも、今日では当たり前の人類の社会システムを築き上げていく歴史が約90ページにわたり書かれており、人類史を俯瞰して学ぶことができた。
ネアンデルタール人とホモサピエンスが別種だったなんて学生時代に習ったことと違う!
ジャワ原人や北京原人もホモエレクトゥスの亜種と知り知識が更新された。(ちなみに『さよなら人類』のピテカントロプスはホモエレクトゥスのことらしい。)
奴隷貿易や大航海時代のあたりはちょっと読むのが辛い。現代のホモサピエンスもいまだ愚行を続けているように見受けられるが、これも進化の途中なのだろうか。
今まで当然にその価値を信じていたが、お金も法律も所詮は人類の想像の産物でしかないことに気付かされて不思議な気分である。
自分は人類の社会システムの一員であるが、ホモサピエンスという動物なのだ。
いつひっくり返らないとも限らない不安定なものを手放しで信用していていいのだろうかと、おかしな心配をしてしまった。
インフォビジュアル研究所の図解シリーズ第1弾になるのかな。
これ以降のシリーズと違い“14歳からわかる”とタイトルにないが、易しい解説と親しみのあるイラスト図解で大変読みやすく、大人も子供も楽しめる一冊だと思った。 -
中世以降になるとそれ程目新しさはなくなるが、ホモ・サピエンス誕生までの時代は何万年単位で進化が起こっていて気が遠くなる楽しさがある
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終わり方がよい。単に歴史を述べるのではなく、現代社会の課題、その解決の示唆が述べられる。
ヨーロッパ型の社会システムの中で、日本人は経済的に豊かにはなったけれど、幸せにはなりきっていない。負の情動を感じながら生きている。
人を幸せにしたい。
そんな力とそんな機会を持ちたい。 -
おもしろい。かわいい挿絵とわかりやすい図説。
サピエンス全史とあわせて読むと理解しやすくなった。 -
「サピエンス全史」が流行ったが、より優しい文章とビジュアルで、非常にわかりやすい本書。
人類の長い歴史を、ぎゅぎゅっとまとめて理解するのに役に立ちます。 -
他の方も述べていますが、サピエンス全史の影響で作成に着手されたのかもしれません。
出アフリカ説が引用されていますが、近年の研究では否定的仮説が示された解説する新書もあります。どちらが有力説なのでしょう。 -
幸福度を上げてこうぜ。
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図解でわかりやすい
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<感想>
「銃・病原菌・鉄」や「サピエンス全史」の前に読んでみた入門書。平易な文章で図解入りだが、やはり難しい。ある程度の基礎知識は必要だ。
とはいえ人類の誕生から現在までのざっくりとした流れが理解できるのは嬉しい。農耕から始まる「定住」⇒「所有」の概念が争いを生んだという解釈は納得感がある。
<アンダーライン>
★★★★★(ホモ・サピエンスは)頭の中にしかない想像の世界を言葉で語ることができ、その虚構の物語を集団で共有する能力をもっていた
★★★認知革命
★★★世界をシミュレーションする力
★★★★人類は言語表現を身につけ、時間と記憶を入れ子構造の思考で整理することで、出来事の論理的な構造化を行います。この結果、人類は共同体内部での体験の共有化・継承が可能になりました
★★★定住生活は縄張り意識を高め、人間同士の殺し合いを生む
★★★★人類は想像の社会秩序として「階級」と「差別」を生み出した
★★★★★幸福度は遺伝子に左右される」とする興味深い調査報告があります。私たちの体内には、アナンダミドとしう神経伝達物質が存在します。この物質は快感や幸福感を強め、痛みを和らげる作業をもち、脳内マリファナとも呼ばれるもの。
★★ヨーロッパ的「幸福」の制度疲労 -
想像上の物を信じることによって、人類は進歩していったということが図解でよく分かる本。
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●700万年前 猿人誕生 420万年前 アウストラロピテクス 240万年前 ホモ・ハビリス 40万年前 ネアンデルタール人 20万年前 ホモ・サピエンス
●4万年前にネアンデルタール人の姿は消えて、ホモ・サピエンスが主役となった。脳はネアンデルタール人の方がデカいが、ネットワーク型の知性があるホモ・サピエンスが残った。シナリオを作ったり、シミュレーションをする能力。
●今から1万年前、地球規模の温暖化が進み、農耕生活が始まる。ずっと100万人以下だった人口が突然爆発的に増えるようになった。
●農業革命が起こり、定住生活を始め、動物を家畜化することによって、感染症で死ぬようになった。また定住生活は縄張り意識を高め、人間同士が殺し合うようになった。
●紀元前1280年頃、エジプトから脱出したユダヤ人の前に1人の神が現れました。その名はヤハウェ、またの名を「ねたむ神」彼はユダヤ人代表のモーセにいます。他の神の中から自分だけを神とし、自分の教えだけに従え。そうすればユダヤ1族の繁栄を約束しようと。
●国家は、税・法律・軍隊という3つの機能と官僚たちで作られる
●投資のリスクを個人だけが背負うのは難しい。そこで、法人というバーチャルな人格が投資家に大きな自由を与えた。
●奴隷貿易。現在価値で一人当たり200万くらい。1航海で約4億稼ぐ。しかも、アメリカで砂糖香辛料タバコを載せヨーロッパへ。鉄砲などを積んでまたアフリカに。三角貿易。
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ホモ・サピエンスの歴史。
図や絵でまとめられていてわかりやすい。
世界の歴史を、国や政治ではなく経済の面から語っているのが本書の特徴か。 -
「サピエンス全史」に便乗したムック本ながら、参照元には上記著作を含む近年の名著がずらりと並び、それらを図解で再構成した内容で、認知革命や科学革命といったオリジナルのエッセンスも当然取り込まれており、インスタントに話題本にキャッチアップしたい人にとって丁度良い企画だろう。人類史を地球におけるひとつの(最強≒暴力的な)動物史と模する点、近世のヨーロッパ(資本主義≒帝国主義)世界進出に伴う負の面を暴虐と強調する点、落としどころを幸福度に求める点などは、教科書の世界史を触ったのみの読者には新鮮かもしれない。もっとも最近この類のダイジェスト本(や漫画)を多く見かける傾向自体が、望ましいかどうかは一考の余地が無いでもない。
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ホモ・サピエンス全史の図解版になるのでしょうか。ホモ・サピエンス全史積読状態なので、まずはざっくり概要を知りたく図書館で借りました。
生物学、社会学、経済学の視点から人間の歴史を見直すことで、新たな気づきがあるという感じでしょうか。国家が盛衰は、ビジネスモデルの転換などの視点や、他の学問分野からの視点を加えた方が楽しい発見があるんだなと思いました。 -
参考文献のページにも記しているように、本書はユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』に大いに影響を受けた本である。サピエンス全史をビジュアル化したものといっても良いかもしれない。従って、サピエンス全史を読んで理解ができた人には特に必要がない本かも知れない。サピエンス全史を読んでも今ひとつ理解できない人、サピエンス全史の厚さにひるんでいる人は取りあえず本書から始めたら良いでしょう。
ホモ・サピエンスの脳に起きた「認知革命」により生命の進化は別の次元に移行したのである。文明を構成する宗教・経済・国家全てはサピエンスの想像の産物であるということ。そのようにして生み出された文明がサピエンスを幸福にしたのか。そして人類は何処に向かうのか。
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