噓と人形

著者 :
  • 太田出版
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本棚登録 : 36
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778315832

感想・レビュー・書評

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  • とことんどんより、じわじわと嫌な雰囲気がたっぷりのイヤミス。でも表紙を見た瞬間に笑えてしまったのは私だけではないでしょう。志麻子さん……いったいどこへ行っちゃうのよ(笑)。
    病的な女性が巻き込まれた猟奇的な殺人事件。その真相を探るミステリ、かと思いきや。語り手のあの人もこの人も、なんか変。どれが真実でどれが虚構なのか、あるいは妄想なのか。その境界があいまいなまま、事件の真相もはっきりしないまま、進む物語。そして随所に絡む岩井志麻子の影(笑)。読み口はシリアスでどろどろなんだけど……なんかシュールなギャグのようにも思えてしまいます。でも岩井志麻子さんのファンなら、これは読まないとですね。

  • 何が本当なんだか嘘なんだか、誰が本当のことを言ってるんだか嘘をついてるんだか、よく分からない作品だった。
    やっぱりこの人の作品は小説よりエッセイの方が好みだわ。

    それにしても岩井志麻子さんは本当に「モテ女や美人として扱われたがって悪あがきする平凡な女」が嫌いなんだな。

  • 志摩子さん、久しぶりに読ませていただきましたが
    正直、う~ん。

    なんか、疲れた。

  • 久しぶりに出た岩井志麻子の長編ホラー。
    相変わらずというか何というか、非常に気持ち悪い(※褒め言葉)。岩井志麻子は割と同じモチーフを繰り返し作中に登場させる傾向があると思うのだが、こと『気持ち悪さ』においては本書が頭一つ抜けていて面白かった。
    (しかし、本当にこんな格好でTVに出てるの? 番組見たことないから知らないのよ……)

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著者プロフィール

1964年、岡山県生まれ。99年に「ぼっけえ、きょうてえ」で日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作を収録した短編集により山本周五郎賞も射止める。他に『岡山女』『魔羅節』『チャイ・コイ』(婦人公論文芸賞)、『自由恋愛』(島清恋愛文学賞)など著書多数。

「2018年 『現代百物語 終焉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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