子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法

  • 太田出版
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本棚登録 : 232
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778315962

感想・レビュー・書評

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  • これは母になった女のセックスアンドザシティ。
    夫婦間の様々な問題を提起し、そこに仮説を立て、あらゆる分野の専門家から話を聞き、その理論を試してみましたという体験型エッセイ。あるあるに共感し、著者という分身を通して自分を少し客観的に見ることができる。FBIの交渉術まで取り入れるところには笑った。セラピスト、整理収納アドバイザー、フェミニスト…とにかくいろんな専門家が出てくるので飽きない。週末を7つのユニットに分けるというのは、子どもと遊びながらも家事をしたいと考えてしまって、結果どちらにも罪悪感を抱きながら混沌と過ごす週末から解放されそうな、いい考えだと思った。

  • FBI人質解放交渉人のステップに納得感有り。

  • 子供が生まれてからあんなに大好きだった夫が憎たらしくて仕方ない!そんな女性は多いはず。このイライラはホルモンから来るものなのか、それとも疲れなのか、それとももうどうにもならないのか…
    著者も同じ悩みを抱え、子を持つ女性はおそらく共感しかない文章が続く。そして著者はこの問題を放置せず、考えられる全てのスペシャリストに専門的なアドバイスをもらいに行く。そうそう、うんうん、とうなづきながら、「私の気持ちを分かってくれる人がここに…」と本に向かって涙しながら、著者と一緒にカウンセリングを受けている気分になる小説。
    子を持つ女性、今から子を持つ予定の女性、そしてそんなパートナーを持つ全ての男性に読んでほしい本。明日から取り入れていきたい具体的なアドバイスや考え方がたくさん盛り込まれている。

  • この本の内容は、最後の章にまとまっているので、それを読んで、詳しく読みたいパートに遡る読み方も可能だと思う。

    今回は付箋を使わず読んだので、その巻末から:
    希望やお願いは、まっすぐ伝えること
    男性を話しの輪に入れる
    行動の動機を推測せずに尋ねる
    子どもが来る前から二人の価値観を理解できるような会話を持つ
    夫に育休をとってもらう
    自分がしてあげたことに、あとから不満を表さない
    よいところを見つける

  • (子どもがいる場合に限らず)夫婦生活を(それなりに)円満に過ごしていくために役立つ具体的な方法が、たくさん挙げられている。

    筆者自身が夫とともに、様々な手法をためし、その成果を詳細に記録してくれている。

    相手にイラついたら、FBI犯罪交渉官のテクニック(言い換える/感情にラベルをつける/最低限の相づちを打つ/ミラーリング/自由回答形式の質問をする/「私」のメッセージを使う/効果的な間合いを入れる)を使ってみるというのは、とても分かりやすかった。

    また、子供に手伝いをさせること、それもなるべく小さいころ(三歳児にも家族の一員としてできることがある)から、というのは非常に共感できた。お小遣いとお手伝いを切り離すというのも、納得できる。子供にとって手伝いの報酬は、生まれついての衝動に基づくものであり、本質的に内面的なものであるからだ。

    夫婦の間で、財政面の透明性があるべきだという指摘は、身につまされた。共働きであっても、どちらか片方が主たる生計を得ている場合でも、どれだけのお金が必要で、どれだけのお金が入ってきており、それらをどのように使っていくか、貯めていくか、お互いのクレジットカード会社の与信スコアまで共有すること。

    そしてお金の話を毎週1回はしている夫婦の方が実は安心感と幸福感が強いということも、考えてみれば納得できる。

    ここまで率直に、具体的に、自らの体験を通じて考えたことを書いてくれた筆者に感謝したい。

  • 子どもがいる家庭の夫婦関係に光を当てた本。
    幸せな家族を思い描きがちだが、子どもがいる家庭はタスクが大量にあり、大人なコミュニケーションが少なくなり、家庭がうまくいかなくなることがある。それには男性・女性共に原因があり、望まないにも関わらず意識しないことでそうなってしまう。
    夫婦の関係に真正面から向き合い、日々の家事の分担や、夫婦喧嘩を建設的にする方法、子どもとのコミュニケーションなど、実際に筆者の実体験を踏まえて、ありとあらゆる専門家の意見を聞いて集約されている。
    自身も夫婦関係で困ったときに参照できる本。
    読み返したい。

  • 翻訳本なので読みにくかった。

    「あなたの子どもだって洗濯物を畳むことができます」は納得。

  • 育児の苦労が本格化する前でもしてからでも、特に男性は読むと考えを改めさせられるところがありそうだし、女性もコミュニケーションのとり方を改めたりより円滑に進める方法を見い出せそう。
    これから育児へと入る友人には勧めたい一冊。

    追記:
    買ってから1年近く経った今、改めて読んだ。やっぱりこの本は最高だ!ありがとう!
    この本から得たネタをパートナーに伝えて、自分たちの状況の改善にどう活かせるかなんて話したりもできた。きっと、また自分の子供が、執筆当時の著者の子供の年齢に近づく頃までにはまた読んでヒントをもらうのだと思う。

  • 共稼ぎで、ともすれば私の方が稼いでるし、子供たちの世話は基本私だけれど… うちの夫は世間一般の夫に比べてかなり家事をやってくれている。しかも進んで自分からどんどんやる。そして子供たちの世話は私でも、躾は完全に夫に頼っている。もっと感謝しなくちゃな。それが改めてよくわかった本でした。関係改善が急務だった我が家に、ついに安らぎが訪れた運命の一冊でした。

  • 衝撃的なタイトルだが、旦那さんも恐れず読んでほしい。
    男女の思考形式は異なり、そのふたりが子育てという急激な負荷の増大と環境変化に直面すると、今までの夫婦間の問題活法では間に合わない。

    争いの種をひとつずつ解決し、意思疎通の仕方を覚え、子どもに手伝わせて完璧を求めない。ふれあいや夫婦生活を回復すること。

    女性は「でっち上げた物語」を信じ込んでしがみつくのをやめる。妻の大変な思いは、夫には黙っていてもわからない。相手には悪意がないと気づく。

    読売新聞2017.10.22書評

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