- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778316808
感想・レビュー・書評
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各国の思惑、近代の戦争の理由が分かり易い。
一方、14歳でこの本読んで理解できるかと言われると、よっぽど歴史か国際情勢に興味がないと難しいかも。簡単に地政学的状況を大人が把握するのには良い。
国力は人口だ。これからはASEAN、というのに納得。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本の主旨から外れた説明をするとすると、現代の国際関係を、地政学の観点から、現代から過去に遡って解説する本。
なぜ、いま、最近こんなことが起きたか、を解説するために、以前の出来事や、有史で繰り返されてきた他の地域(地理的な共通点あり)を関連づけて解説する。
アメリカ人のメンタリティであったり、大陸国家の典型的な戦略であったり、納得感を持って理解できた。
軍事アナリスト監修、というあたりなのか、そもそも軍事戦略と切り離せない問題でもあるからか、各国の戦力や資源配分で説明されている。
14歳からの、というタイトルだが、中学生が興味を持って読むには知識や国際時事背景も必要で厳しいように思う。 -
14歳からでもわかるか?というと、図示もちょっとわかりにくい。
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地政学の基礎というより発展。
近代に当てはめた解説と戦争の歴史。
日本の最終形はイスラムやインド圏のASEANにあるのでは?とみていたので、
最後の紹介にある第三の選択肢に納得。
そろそろ日本はアメリカでも中国でもない新たな世界のリーダーシップの一つとして台頭する立場にあると地政学より見えてくる。 -
現在の国際地勢的情勢を知りたい人におすすめ。
【概要】
●地政学的思考の基礎
●大陸国家と海洋国家の法則
【感想】
●図解による説明であり理解しやすいが、14歳でこの内容が理解できれば素晴らしい。
●「引っ越しのできない隣人同士」が共存するための理性と理性の地政学は可能であるかというテーマであるが、地理的な関係を避け得ない国家間の関係、宗教や文化の違い、既得権益を考えると不可能だということがよく理解できた。
●理想論のみでは争い事は収まらず。Win-Winとなる平和的な問題解決は難しい。 -
東2法経図・6F開架:312.9A/Ka22z//K