- 本 ・マンガ (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778320058
感想・レビュー・書評
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『放浪息子』の志村貴子先生。2009年にアニメ化もされてました。2つの女子高を舞台にした女の子達のストーリー。志村先生の絵はシンプルなんだけど、表情一つ一つに暖かみがあって好きです。
女の子同士の恋が描かれるんですが、坂の上のレトロな校舎、文化祭で「嵐が丘」を演じる演劇部、木棚に開き窓のある図書館と、古風な世界観もあってかすごくファンタジー。行間を読ませる、雰囲気のある作品になってます。1巻は殆ど女の子ばかりですが、今後男女の恋愛も描かれていくそうです。
元気なあーちゃんと泣き虫なふみちゃんが主人公。女子高の先輩と付き合いながらも、女の子が好きな自分をあーちゃんに嫌われたくない、と思い悩むふみちゃん。それを全く気にしないサバサバしたあーちゃん。安定して見えるこの2人の関係性が今後一体どうなるのか楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
百合。淡いタッチ。好きになったこが女の子だった、それだけ
自然に、無理がない、志村貴子はこういうの書かせたら天下一品。 -
女の子たちの物語。恋をしているね。青い春。まぶしい。
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雑誌"マンガ・エロティクス・エフ"に連載されていた志村貴子の"青い花"の第1巻です。2009年7月から9月にTVアニメが放送されていました。鎌倉を舞台に、別の女子高に通う万城目ふみと奥平あきらを中心に、女性同士の恋愛と友情を描いた傑作です。百合好きな人は避けては通れない作品ではあるのですが、そこまで直接的に百合やレズ描写をしているわけではないので、普通に広くおすすめできる作品です。丁寧な描写が素敵。
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同性に好意を寄せる、高校生ならではの儚げな感じがよく出ている。
女の子と付き合っている話を聞いて、応援すると言ったあきら。高校生の自分だったら言えない。
大人になって、思春期の危うさを懐かしく思い出せるからこそ、今落ち着いてこの話を受け入れられる気がする。 -
ブックパスにて一巻のみ。
女子高校生たちの恋愛。百合と言うのか。あまりにも幼く儚いもの。
中学生に手を出す従姉妹……とドン引きした。
百合百合しくないのでさらっと読める。コマ割りも良い。 -
きれい。なんときれいな。。
純粋に恋をするということ。触れるといまにも壊れそうな、やわで生えたばかりのなにかに触れた感じの読了感。
ラストも美しくて純粋に好きになるってこんな感じなのかと。
じっくり自分と重ねながら読める。
ラストもよかった。 -
絵がきれい。お話はたんたんと。「応援」にぐっときた。
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あーちゃんの純な性格に癒される。ふみちゃんは裏切られたって思ってしまうのはしかたないし、ちょっと短絡的に流されるところも、思春期らしいなぁ、と思ってしまう。心の機微の表現が巧み。
著者プロフィール
志村貴子の作品





