- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778320072
感想・レビュー・書評
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ジェネシスが好きですね。ハウス、セレモニーは悲しい狂気の世界。
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(上)の続き。短編集とはいえ(上)から続いているようなエピソードも。全体に独特の世界観があって好き嫌いは分かれそう。ダークでミステリアスでちょっとグロテスクなんだけど美しい。暗黒童話みたい。
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下巻。こちらは一番はじめの話から独特な世界観でした。
「ペア」という話のふたりのその後がとても気になります。ああいう正統派の恋愛のお話が気にいったのは久しぶりです。 -
下巻の最後の話のタイトルが「思考少年」
これは上手いなと思いました。
すべてが繋がった時の爽快感は、言葉ではうまく表せません。 -
E pur si muove.(それでも地球はまわる。悲しくはない。)
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ところがすべて同じ世界にて
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上下巻連続した物語なので、上巻とセットで読むと、深く面白い。
各作品を単独のストーリーとしても楽しめる。人間や、動物を作っている人の物語■ジェネシス■や、戦争に出て死に残してきた恋人との将来を思い描く■グッド・モーニング■、トラックに轢かれて亡くなった彼女のパーツで、人形を作る■セレモニー■等がお気に入り。 -
上巻に続いて・・・なんていうか、難しい本でしたUU一つ分かるのは・・・自分が今いる世界は常に、誰とでもリンクしているということ・・・。当たり前なことですが、それを考えてみると、自分の過ちとか、他人の過ちとか、、、不思議なものぢゃなくて、常に側にあるものなんだろうなぁ=って考えました。
そして、常にその起こってしまったことは、他人に干渉している。だからこそ、償わなくてはならないのだなぁ=と。。。。
よく分からなかったけれど、でも心に染み渡る一作でした★ -
「連鎖する記憶。交差する物語。」(本の帯より抜粋)本当にその通り。リンク&リンク。そしてこの本を読了して思い浮かんだのは、「罪」という言葉。意図的でなくともそうでなくとも、為されてしまった罪。そして、それぞれが背負う「十字架」。彼らにとっての「贖罪」とは…?きっと、人の数だけ異なる形のそれがあるんだろうな、と思う。「償い」の始まりとその後が気になるのは、最終話だけじゃない。
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第7話のジェネシスが最高です。
泣いちゃうよ。