- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778321093
作品紹介・あらすじ
運命の相手、片想い、うまくいく恋、かなわない恋。深い愛、重すぎる愛、ともだちを思いやる優しさ。誰かが誰かを想う「愛しいきもち」がたくさん詰まった、珠玉のラブストーリー短編傑作選。
感想・レビュー・書評
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タムくんの漫画はしあわせな気持ちになるなぁ。
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タムくんの作品集、巻末にはやくしまるえつことの対談、自作解説、よしもとばななによる寄稿もある。タムくん、いい話描くなあ。何年も前に京都で開催されたカモロックでタムくんのアニメーションを見たことがある。(僕はそのとき司会で出ていた)その頃から一貫してタムくんは純粋そのもので、自分の好きなものについてまっすぐだ。恋愛にまつわる話とSFの親和性も感じた。恋愛って一種のSFなんだろうか。
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タイの漫画家ウィスット・ポンニミット氏によるラブストーリー短編集。この本を手に取り自分はこの作家さんを今こんなにも読まずにはいられなかったのかと思うくらいロマンスに飢えていた事に気が付かされた。そもそも「愛」を語るなんてキザな事だと。けれども、ポンニミットさんの「愛」は日常に満ち満ちている何も構える必要のないごくごく普通な「愛」だった。もちろん辛かったり、重すぎたことも普通にあると思う。それも含めての「愛」。本書は頑なでガチガチな心もホロッと揉みほぐし、ニコリとした目からポロッと涙がこぼれ落ちてしまう。そんな作品です。自分に素直になれないという方にこそ読んでもらいたい。(こっそりとで良いので)
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優しくてとても好き。
特に台詞のないお話、いいなあ -
タイ人の漫画家が描いた短編集ということですが、内容は日本のような異国のような、はたまた遠い未来が舞台となっているものもあり、どこか寓話的な雰囲気もあって面白かった。愛という普遍的なテーマが可愛らしく優しく描かれていて、作者のお人柄というか優しさが反映されているような作品。セリフがないストーリーは絵本みたいだなあとか思ったり。女の子の絵がゆるくて可愛らしくて好き。
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ウィスット・ポンニミット氏の作品『ロマンス タムくんのラブストーリー短編集(2010)』を読了。
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タイの子のあだ名はお母さんがつけるそうだ。
タムくんの名前も彼のお母さんがつけたもの。
世界観としてはSF・少女的
なんとなく星新一を彷彿としたりもした。 -
いいねー。チョコと宇宙とか大好き。