バレエ・マンガ ~永遠なる美しさ~

制作 : 京都国際マンガミュージアム  高橋真琴  牧美也子  北島洋子  上原きみ子  山岸凉子  有吉京子  萩尾望都  槇村さとる  曽田正人  水沢めぐみ  水野英子  魔夜峰央 
  • 太田出版
4.40
  • (3)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 24
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778322014

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • バレエ漫画のすべてといった内容。
    作家インタビューや収録イラストが豊富です。年表も詳しい。
    少女マンガがいかにバレエを取り上げてきたか、日本でのバレエの発展、バレエと漫画の関係について。
    立派なムック本~9月に京都で開催された展覧会のパンフレットということらしいです。

    高橋真琴など、初期の作家についても詳しく、その辺はあまり知らないので、興味深かったです。
    高橋真琴のイラストは色鉛筆の箱やノートの表紙についてました! マンガはたぶん読んでないんだけど、少しは見ているのかも。
    写真から起こして描いた最初の人だからか、案外リアル。元祖なんだなあ。
    描線の美しさは古くなっていないし、センスが良くて品がありますね。

    古典的なタイプのバレエマンガは、読んでいてもいい年齢のものでもあまり知りません。
    親が買ってくれなかったのもあるけど~次々に不幸な運命に襲われるというタイプの話はそれほど好きじゃなかったせいかも。
    北島洋子の絵は、平面の1枚絵でも動いているように見えるんですね。子供のころもそれで感心した記憶がある!

    「アラベスク」がなんといっても大好きで、別格。
    ご本人がバレエを習った経験があるために取り上げる感覚が違いましたね。描線や体型の描き方が斬新でした。
    踊りのシーンがとにかく素敵で話も盛り上がり、見惚れていたものです。
    長編での内面の描写の切り込み方も、かってないものでした。
    でも実はバレエの知識は子供の頃のものだったので後になると案外偏っていたとわかったらしく、「舞姫テレプシコーラ」では今の日本のバレエの実際を描きたいというのがあったそう。
    ‥テレプシコーラの母親像は、初期のバレエマンガとはえらい違いですね。
    ドラマチックな物語のための不幸の連鎖というのとは違うリアルさなんだけど~少女が放り込まれる過酷な環境という印象もありましたっけ。

    「SWAN」のチュチュの描き方にもいつも見とれていたので、衣装を描くのが大好きだったと知って納得。
    モダンバレエのあたりはとても面白かったし、体の描き方も堂に入ってましたね。長く続いたことの受け止め方にも感銘を受けました。

    槇村さとるは、女性が大人になっていくのを描きたいという。
    最初はバレエは山岸さんがいるから描けなくてフィギュアスケートになったのだとか。
    伸びやかな体の発散するものが感じ出ていて~好きだわ。
    漫画家さんによってこうも描くポイントが違うのね。

    水野英子のイラストが現代的なので、あの頃の絵でこんなバレエシーンがあったのかしらと驚きました。
    そしたら、ルジマトフに惚れ込んで描いたイラストなので、かなり最近のもの。ルジマトフ! なるほど~画風に合ってる!
    好きなジャンルなので、とても面白かったです。

  • バレエ・マンガ ~永遠なる美しさ~ | 京都国際マンガミュージアム - えむえむ
    2013年7月13日(土)~9月23日(月・祝)
    ◇午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分)
    ◇休館日:水曜 ※ただし7/11(木)~9/3(火)は無休
    ■展示替 第一期:7月13日(土)~8月19日(月)
    第二期:8月20日(火)~9月23日(月・祝)
    会場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2・3
    料金 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です

    主催 京都精華大学国際マンガ研究センター、 京都国際マンガミュージアム

    協力 兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション
    一般社団法人 有馬龍子バレエ団/京都バレエ専門学校

    制作 バレエ・マンガ研究会
    全体監修:ヤマダトモコ(マンガ研究家)、バレエ監修:芳賀直子(舞踊研究家)
    調査・資料協力:小西優里、卯月もよ(図書の家)
    調査・執筆:岩下朋世(相模女子大学メディア情報学科講師) 、倉持佳代子(京都国際マンガミュージアム研究員)
    http://www.kyotomm.jp/event/exh/ballet2013.php

  • 高橋真琴、男性なんだね。しかも80越えて現役、すごい。

  • 昭和の少女の憧れと言えば煌びやかなバレエマンガ。そのバレエマンガの世界を大判サイズで楽しめる本です。上原きみ子先生が大好きなので先生目当てで読んだのですが、高橋真琴、牧美也子、山岸涼子、萩尾望都、有吉京子、など大先生方のインタビューも目白押しでカラー図版も眼福でした。有吉京子先生は存じ上げなかったのですが掲載されていた生原稿のペンタッチが美しすぎてただビックリ。上原きみ子先生は小学生の頃マリちゃんシリーズを熟読していたので読んでいて泣きそうになりました。

  • カラーイラストたくさん、絵の参考に

全5件中 1 - 5件を表示
ツイートする