- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778322236
感想・レビュー・書評
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女の子の体のパーツをテーマにした短編集。表紙のコケティッシュな雰囲気、「エロティックス・エフ」連載ということから、結構セクシーな内容なのかしらと思っていたらそんなことはなく。でも、ウラモトさんらしく、パーツ(ほくろ、デコルテ、まつげ、脚…)から広がっていく様々なドラマの見せ方がユニーク。シュールだったり、胸がキュッとしたり、プッと噴いたり、まぁ飽きない。あとがきの「可愛いを構成するパーツに自意識とかコンプレックスとか友達とか恋人とか図々しさとか自堕落とかいろいろな意味が透けて見えてきて面白いです」の一文がすごく好きだな、本書の内容をうまく言い表していて。絵もキュートだし、この絵柄だからこそじわりと色っぽさが感じられるシ-ンもあり。
それぞれのストーリー、味わい深くてどれもいいけど、敢えてお気に入りを挙げるなら、花屋さんが舞台の「彼女のかたち」。王道少女漫画的な展開にときめいてしまいました。ウラモトさんの観察眼、鋭いな~。女の子の「可愛さ」や「あざとさ」を的確に捉えていてホント好きです。 -
センスのよさだけにとどまらない魅力あり。
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骨になったお姉さんとちょい悪親父の話が特に好き。
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「すけべでロマンティック」という帯のアオリはあまり当たっていないが、確かに女の子のカーブ感がいい感じの画ではある。男の僕にはちょっとぴんとこないところもあるけど、女の子の機微的なものの描き方が気が利いてる。
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「女の子はワンダーランド」
っていう帯がそのままぴたっと当てはまる。
女の子、って、なんてかわいくて恐ろしくて神々しいんだろうと思ってしまう、そんなお話ばかりでよかった。
「桶屋さんのデコルテ」と「風吹ちゃんのおしり」が最高にかわいい。
女の子の、ちょこっとしたおかしみや愛らしさを、そのままに切り取って描けるというのが、やっぱり女性ならではなのだなと思いました。 -
椿荘のほうがすき。
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表紙だとか帯のコピーだとか、
「女性のパーツをモチーフにした作品集」と思うと、
そこそこの肩すかし感を味わいます(笑)。
別にさほどえっちでもフェティッシュでもないなぁ。
でも、とっても女のコたちがかわいいです。
「女性の身体」はやはりドラマティックですw。