関ヶ原異聞「夢」

著者 : 中津征広
  • 碧天舎 (2005年10月発売)
3.78
  • (2)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :18
  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (89ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778901608

関ヶ原異聞「夢」の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 「夢」をテーマにした関ヶ原の戦い短編集。
    運命の面白さと残酷さを痛感する。

  • 石田三成、小早川秀秋、加藤清正の関ヶ原の短編で夢がテーマです
    どれも良い終わり方はしない方ですので結末はアレなんですが、この三人の中ではカトキヨさんが一番幸せな感じです。確かにこうあれば良かったのでしょうが、そうもいかないのが人情ってもんですかね。うーむ…でも好きなのは秀秋の話だったり。眠ったら彼ら登場は豪華過ぎで美味しいと思うのは私で本人だったら堪ったものではないでしょう(笑)ちなみに一番活躍したのが(作者さきっちゃん好きみたいで)さきっちゃん。全編登場で皆勤賞です。おめでとう。ページ数が85頁と少なく短編ですので手軽に読めるかと思います。文章も読みやすいですしさり気なくオススメです。

  • 関ヶ原という一つの戦を中心に据え、石田三成、小早川秀秋、加藤清正の3人がそれぞれ見た夢を3つの短編小説の形にして収録。
    石田三成の夢は関ヶ原前。小早川秀秋の見た夢は関ヶ原後。加藤清正は関ヶ原前後の夢。


    個人的には小早川の夢の話が好きです。
    小早川はある男の話を聞いてから夢を見るようになり、その夢は連続しており徐々に悪夢になっていきます。
    夢の中では幾人かの武者たちが車座になって何かを話している。
    小早川はその武者の正体を知ってから徐々に狂人になっていく。


    ありきたりといえばありきたりな展開ですが、王道の話でも楽しめました。
    遠まわしに小早川に詰め寄る武者たちにおびえまくる小早川がどこか可愛く見えてしまう。

  • 石田三成、小早川秀秋、加藤清正、3人が見た『夢』の話。三成の夢は童話を読んでるよう。可愛くて綺麗。清正の夢はなんだかしんみりしてしまいました。うん。

全4件中 1 - 4件を表示

関ヶ原異聞「夢」はこんな本です

ツイートする