ゴドルフィンの末裔

著者 :
  • 幻冬舎ルネッサンス
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本棚登録 : 15
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779004711

作品紹介・あらすじ

元JRA職員、競馬ライターの藤木が電車にはねられ轢死する。警察は自殺と断定。だが、かつての同僚の有森の元へ藤木からの謎の絵葉書が…。日本最大の馬産地、北海道を舞台に競馬界の光と影を描き切った極上のハードボイルド小説。第50回江戸川乱歩賞最終選考候補作。

感想・レビュー・書評

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  • 競馬を題材としたサスペンス。
    競馬レースではなく、馬産地と馬の血統がテーマのお話。
    馬が好きな人は楽しめるのではないでしょうか。一気に読めました。北海道の牧場巡りをしていたので日高や浦河の景色を思い浮かべながら読んでいました。

    小さな牧場での厳しい馬産の現状やサラブレッドが好きな人なら誰もが心を痛める結果を残せなかった馬の末路の事などスポットを当てています。

    それでもサラブレッドは懸命にレースをして誰かの心を揺さぶる力を持っています。

    最後…馬喰いのおっちゃんが少しでも幸せな余生を送れそうなのがわかり、ホッとしました。
    あと有森はJRAを辞めずに済んだのかな…?

  • 日本を舞台にした競馬ミステリー。

  • 江戸川乱歩賞候補(2004/50回)

  • スラスラ読めたが、本当に競馬を知ってる人が書いたのかなあ?
    実際には騎手の乗り替えって表現はほとんどしないし、内容的にも競馬好きが書いた文章には思えない。
    ゲームの中の競馬って感じで、細部に粗さがあり、読んでて鼻についた。
    また、結末前の重要なとこがフワッとしてて、今ひとつピンと来なかった

  • 会社近くの書店で発売時に異常なまでに推していたんですが...
    やはりこれもメーカーの突っ込み的な販促なんでしょうねー。
    読んでみてそう感じてしまいました。書店さんのポップもなかったしねー。

    競馬も好きだし、ハードボイルドもミステリーも好きだから
    もっとワクワク、ドキドキして心躍りながら読めるかな...なんて
    期待してしまっただけに...うーん...。超微妙w。

    もっともっと競馬に寄せて一般読者が付いてこれないくらいに
    振りきってストーリーを広げたほうがワクワクしたかも。なんとなく
    ハードボイルド(風味)のストーリーに引っ張られて競馬って要素が
    薄まってしまった印象です。

    ディック・フランシスのような味わいは...難しいすねー。

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