- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779004711
作品紹介・あらすじ
元JRA職員、競馬ライターの藤木が電車にはねられ轢死する。警察は自殺と断定。だが、かつての同僚の有森の元へ藤木からの謎の絵葉書が…。日本最大の馬産地、北海道を舞台に競馬界の光と影を描き切った極上のハードボイルド小説。第50回江戸川乱歩賞最終選考候補作。
感想・レビュー・書評
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日本を舞台にした競馬ミステリー。
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江戸川乱歩賞候補(2004/50回)
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スラスラ読めたが、本当に競馬を知ってる人が書いたのかなあ?
実際には騎手の乗り替えって表現はほとんどしないし、内容的にも競馬好きが書いた文章には思えない。
ゲームの中の競馬って感じで、細部に粗さがあり、読んでて鼻についた。
また、結末前の重要なとこがフワッとしてて、今ひとつピンと来なかった -
会社近くの書店で発売時に異常なまでに推していたんですが...
やはりこれもメーカーの突っ込み的な販促なんでしょうねー。
読んでみてそう感じてしまいました。書店さんのポップもなかったしねー。
競馬も好きだし、ハードボイルドもミステリーも好きだから
もっとワクワク、ドキドキして心躍りながら読めるかな...なんて
期待してしまっただけに...うーん...。超微妙w。
もっともっと競馬に寄せて一般読者が付いてこれないくらいに
振りきってストーリーを広げたほうがワクワクしたかも。なんとなく
ハードボイルド(風味)のストーリーに引っ張られて競馬って要素が
薄まってしまった印象です。
ディック・フランシスのような味わいは...難しいすねー。