ニッポン人だけが知らない 世界を動かす国際教養

著者 :
  • 幻冬舎ルネッサンス
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本棚登録 : 13
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779009402

作品紹介・あらすじ

日本が国際社会においてリーダーシップを発揮できず、孤立しがちなのはなぜか? それは、欧米社会において活躍する国際人なら、誰もが共通して持っている「教養」が欠けているためと、本書は喝破する。ほんの一例を挙げれば、国際人であれば「イスカンダル」という言葉からすぐに「アレクサンドロス大王」を想起するが、「宇宙戦艦ヤマト」しか思いつかないようでは、到底相手にされるはずもない。こうした文化的な共通認識を持ち合わせないために、一国を代表する首相すら、実は陰で嘲笑されていたり、対等の扱いを受けていなかったりするのだ。これはビジネスシーンにおいても同じこと。そのためには、まず基本中の「キ」として、現代の西欧社会がいかに古代ギリシア・ローマ時代の文化や伝統の上に成り立ち、さらにキリスト教と密接に絡まり合っているかを知らねばならない。事実、現代のアメリカで行われている政治や政策の多くが、かつて長期にわたって繁栄した古代ローマから忠実に倣ったもの。本書では、思わず「へぇ~」と頷かれるような楽しい薀蓄をさまざまに挙げながら、国際人として必須の教養をやさしく解説。世界に羽ばたき、西欧の一流人と対等に付き合うために必須の教養と社交美学の教科書です。

感想・レビュー・書評

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  • 面白い、ハッとする部分や参考になる部分が多かった一方、?、そうかな?本当に?と思う部分もあった。そこは自分で調べて、同意できる部分を取り入れればよいのかもしれない。
    古代ギリシャとアレクサンドロスをルーツに持つのが西洋というのは確かにそう。
    古代ギリシャ、古代ローマを学ばない民族は世界で日本だけということだけれど、世界の範囲が限定的なのでは?とは思う。もちろん、世界(西洋)の多くの人が知っている、学んでいる文化、背景が何かを知るというのは非常に重要なことだと思うけれど。同様に日本にも文化、背景があり、西洋と日本以外の世界のそこここの国々にもそれぞれにあるわけで。その文化・背景を実際に知り学ぶことも大切だけれど、それが各々で違う、異なっていて、異なっていることを知らない、気がつかないことがあるということを知るというのが大切なのではないかと思う。
    「教育勅語」の紹介内容と意見、京大でのカンニングに関する意見は納得できない。
    とはいえ、面白い参考になる部分も多かった。

  • 読み進めていくうちに不愉快になる本
    何しろ日本人はポチで猿で猫ですから。
    日本人と西洋人両方をわかっていると書いているけれど日本人としての品格はいかがなもの?っていう印象。
    とりあえず上から目線な物言いで教えてあげてるのよっていう態度が・・・
    !がこんなに多い文章も久々にみた。何しろ女子高生のメールの絵文字並みに多い。
    内容は西洋人のものの考え方っていうのはヘレニズム文化(アレクサンダー)とローマの歴史、キリスト教がベースになっているんだからそこを教養として学びなさいよってことで至極まっとうなのだけれど何もかもがそれベースになっていることで強引な話になっている印象もあるのよ。
    ローマは属州にしてローマ文化をそこに広めた・教育したっていうけれど植民地時代にそれをやった列強って一番最初にローマから見放されたイギリスで会ったり、文化のかけらを持っていない日本だったりするのはどう説明つけるんだろうか。その結果がアフリカで火種になってるんでしょ!っていう印象が・・・
    それに筆者は西洋の教養を話のタネとしか活用していない。企業がどういう理念で西洋の教養を活用しているのかを理解できても自分はどう活用したいのかってのは書いていないからただサロンで茶を飲んで楽しむための道具にしかならない。

  • 聞いた事のある言葉、見た事のある絵。そこにある意味をあまりにも知らなかった自分の無知を思い切り認識させてくれた本でした。もっといろいろ教えていただきたいなとと思った所で読み終わってしまったので物足りなく感じてしまうほど。でもそこからは自分でいろいろ調べて勉強していきたいと強く感じました。

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著者プロフィール

白百合女子大学仏文科卒業。函嶺白百合学園中学・高校の国際礼法の特別講師。また、1990年より鎌倉の自宅で、食卓社交文化に関する教養を少人数で学ぶ教室「鎌倉サロン ロザリウム」を主宰し、国際人として活躍するために必須の文化的な教養やマナーを教えている。1991年より、駐日ベルギー大使館公邸にて、テーブル展・お茶会・講演会などを開く。おもな著書に『ロールケーキの時間』『贈りたい! チョコレートのお菓子』(日本文芸社)がある。

「2013年 『ニッポン人だけが知らない 世界を動かす国際教養』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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