国防軍とは何か (幻冬舎ルネッサンス新書 も-5-1)

  • 幻冬舎ルネッサンス
3.00
  • (0)
  • (3)
  • (5)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 50
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779060809

作品紹介・あらすじ

前防衛大臣 森本敏、現自民党幹事長 石破茂、憲法学の泰斗 西修が、日本の安全保障の全てを語り尽くす!<br><br>ますます深刻化する日本の安全保障。それにもかかわらず、国防についての真っ当な議論がなく、その結果、多くの国民が自衛隊と軍隊の違いすら理解できていない。ここはまず、国防とは何か、国防軍とは何かを知ることから始めたい。現在の問題をどうクリアし危機を脱するのか、安全保障のスペシャリストたちが明らかにする。改憲を目指す人も、護憲を標榜する人も必読の書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 民主党政権の獅子身中の虫、森本氏が、小学校時代から「丸」を愛読していたという石破氏と一緒になって国防軍がなぜ必要か力説する本。
    米軍は国内で尊敬されていて、橋下・米軍司令官の風俗活用発言が問題視されるのは、その違いから出る、なんていうんだけど、それはかえって自衛隊に失礼じゃないのかな…?
    新聞報道やらで話題になっていた、逃亡者は死刑、みたいな話に及ぶ。死刑とかの話については、最高の栄誉と、最高の規律を設けたい、んだって。いいかどうかはともかく、報道は、栄誉のほうの話もしたほうがいいんじゃないかな。
    さて、驚いたのは、3ヶ月徴兵に行ったら就職に有利になるように経団連に…という森本発言。企業が勝手にそういう人材をとるかもしれないけど、ここでそれを言っちゃうのか。それは栄誉かいな?
    キーワードだけであっちだこっちだ、となりがちですが、その背景を少しでも知るのにはいいのかな…。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

防衛大学校卒業後、防衛省を経て1979年外務省入省。在米日本国大使館一等書記官、情報調査局安全保障政策室長など安全保障の実務を担当。初代防衛大臣補佐官、第11代防衛大臣(民間人初)、防衛大臣政策参与を歴任。2000年より拓殖大学に所属し、同大学の総長を経て、現在は同大学顧問・同大学名誉教授。主な編著書に『新たなミサイル軍拡競争と日本の安全』(編著、並木書房、2020年)、『次期戦闘機開発をいかに成功させるか』(編著、並木書房、2021年)、『台湾有事のシナリオ』(編著、ミネルヴァ書房、2021年)など

「2022年 『ウクライナ戦争と激変する国際秩序』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森本敏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×