阿修羅と大仏 (幻冬舎ルネッサンス新書)

著者 :
  • 幻冬舎ルネッサンス
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779061059

作品紹介・あらすじ

インドで生まれた仏教が、仏像・仏画とともに、さまざまな文化と混ざり合い、極東の島国・日本にたどりつく。仏教発祥の地から西へ、さらに北へ東へと伝播された信仰の軌跡をたどることで、これまで日本人が知らなかった源流からの変遷の過程と最終形としての仏像・仏画の真の姿が見えてくる。奈良の名刹・古寺案内、古仏巡礼の書。

感想・レビュー・書評

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  • 半跏思惟像と曼荼羅と阿修羅について.

  • 日本で造られた仏像について、疑経を含めた経典とインド・中央アジア・中国と仏教が伝播してきた道筋をたどるユーラシア・スケールの信仰の在り方から見直してみると、日本での扱われ方とはまた違った側面があることがわかる。弥勒像は半跏思惟よりも交脚の像で表されていた等。

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著者プロフィール

1959年,横浜市生まれ。筑波大学卒業。トゥールーズ神学大学留学。東洋大学教授。博士(文学)。著書に『神呪経研究』『儒教・仏教・道教』『哀話の系譜』『妖怪学講義』など。

「2023年 『妖怪学とは何か 井上円了精選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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