【増補版】目からウロコのシナリオ虎の巻

著者 :
  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779110917

作品紹介・あらすじ

「新井一の10則集」「シナリオいろは」を増補。ジェームス三木さん、内館牧子さんらを育てた「シナリオ・センター」創立者が教えるすらすら書くための技術と秘伝の発想法。プロライターになるための発想の素とヒントを満載。

感想・レビュー・書評

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  • ・下手だから直しがでるわけではない。
    ・プロになるための十則(修身篇)(1)まず速く書けること(速く書くコツ教えます)(2)プロデューサーや監督の直しの注文をうまく受け取る(直しの技術があります)(3)締め切りと枚数を必ず守る(プロの最低の条件です)(4)速く読めて、要点をつかむことができる(原作の読み方にもテクニックがある)(5)自分を客観視できるか(ひとりよがりからの脱出)(6)観客がいることを思い、観客を知ること(プロの第一条件)(7)つねに自分でも企画をもっていること(企画書が書けるのが常識)(8)気に入った作品をもつこと(映画、テレビが好きでなければやめた方がいい)(9)プロはコンスタントに実力を発揮することができる(技術をつねに磨くこと)(10)××を書かせたら「あいつだ」という特技をもつこと(売りものをもつこと)

    ・発想力に富んだ「切り口」を、どういった表現でストーリー展開するか、これが「語り口」
    ・落選作の原因 (1)全体として(印象が残らない等)(2)技術不足(メリハリをつけたい等)(3)書く態度(ひとりよがり等)(4)素材の取り上げ方(新鮮さがない等)(5)構成の不備(回想が多すぎる等)(6)ストーリーの欠陥(弱すぎる葛藤等)(7)セリフの指摘(人物の区別がつかない)(8)ト書の指摘(心理描写を書く等)(9)時間経過(時間経過が不明等)(10)人物の描き方(性格をはっきり等)

    「切り口」どこから始まるか?とどのような視点(全体的な作者の見方)か?

    発想力に富んだ「切り口」を、どういった表現でストーリー展開するか、これが「語り口」ディテールである。

  • 自分には合わなかったみたいだ。

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著者プロフィール

シナリオ・ドクター
1915年東京に生まれる
戦前より劇作を学び、戦後は新国劇『ボス』などを発表後、文春企画、東宝企画部で、映画企画に参画。
シナリオ・ライターとして、『喜劇駅前シリーズ』など200本のシナリオを執筆。
1970年、シナリオ・センターを創立主宰。シナリオライターの教育・養成に一身を捧げる。
門下からは、ジェームス三木氏、内館牧子氏などの人気作家をはじめ、映画・テレビ界で活躍する数多くのライターはシナリオ・センターから巣立っている。
主な著書・共著に『シナリオの基礎技術』『シナリオの技術』『シナリオの基礎Q&A』(以上ダヴィッド社)、『新井一のシナリオ作法論集』(映人社)、『日本映画黄金期の影武者たち』(彩流社)などがある。

「2015年 『目からウロコのシナリオ虎の巻 言視舎版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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