ミルトンと十七世紀イギリスの言説圏

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  • Amazon.co.jp ・本 (569ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779114175

作品紹介・あらすじ

新しい枠組みで、英文学・文学史研究に“新風”を送る著者畢生の遺作!
本書は、十七世紀イングランドにおいて形成されたあらたな言説空間の性格を明らかにすることをめざすと共に、従来のミルトン研究とは少し視点を変えて、十七世紀当時の出版界を席巻したパンフレット出版を中心とした印刷出版文化のなかにミルトンを位置づけようとする試みである。それは、ミルトンがパンフレット論争に参入して、数多くの散文パンフレットを出版したという事実による。従って、これまで無視されがちな周縁的領域である宗教論争、説教、反カトリック・プロパガンダ、アイルランド・スコットランド報道、検閲をめぐる議論などのパンフレットに焦点を合わせて、大衆的出版物やニュース報道などが社会のなかでどのように流通して言説圏を形成したのかをさぐりながら、ミルトンの文学テクスト読解にもあらたな示唆を与える。そして、十七世紀イギリス文学・文化研究に書物史・出版文化史の面からあらたな知見を提供する示唆に富む労作である。

著者プロフィール

1956年生まれ。筑波大学現代語・現代文化学系、鳴門教育大学学校教育学部を経て、フェリス女学院大学文学部教授。在職中の2008年3月13日、病のため逝去。

「2009年 『ミルトンと十七世紀イギリスの言説圏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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