パレスチナ 「戦傷外科」の日々: 行った、診た、切った

著者 :
  • 彩流社
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本棚登録 : 15
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779115707

作品紹介・あらすじ

日本の外科医である著者が、日本パレスチナ医療協会の医療ボランティアとしてパレスチナに滞在し、医療活動を通じて見聞きした紛争地における医療現場の真実。実際に手術などの医療活動に携わった医師にしか伝えられない紛争地の医療活動の理想と現実。

感想・レビュー・書評

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  • 消化器外科医の著者様が踏み入れた、パレスチナ。医療を通じ、紛争の現実を目撃した生々しい記録です。現状を世界に伝えて欲しいとの現地の声がしっかり伝わってきて、背筋が寒くなりました。
    そしてこの本を読み終えた時、ユダヤ人に対しての印象も変化しました。
    より悪化する中東の情勢を知らなければならず、その上での適切な援助ってなんなんでしょう。偏った(主に欧米による)介入は正しいのでしょうか。
    宗教よりもっと根深いものの答えの断片が、この本には含まれています。

  • 日本で普段目にする報道と、実際現地にいて目にする報道の落差に驚く。だが、そのような中でも人々は陽気で、問題だけでない部分も知ることができる。

  • もと同僚の外科の先生が書かれた本です。バレスチナで医療ボランティアをされたときのことが書かれています。一緒に働いているときにはこんなことされてると知らなかったので驚いています。バレスチナ問題には疎いのですが、実際に経験された方の情報は非常に貴重です。一方的な(イスラエル寄りな)情報だけでは分からないことが多いです。ある意味命をかけて書かれた本といえます。是非読んでください。

  • 日本の消化器外科医である著者が、日本パレスチナ医療協会(JPMA)の医療ボランティアとしてパレスチナのガザ地区に滞在し、医療活動を通じて見聞きした紛争地における医療現場の真実。記者によるルポルタージュとは違った視点で、実際に手術などの医療活動に携わった医師にしか伝えられないカザ地区の医療活動の理想と現実の姿が描かれている。

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プロフィール

さしやま・ひろし
千葉県出身、辻仲病院柏の葉大腸肛門外科部長。
千葉大学第二外科(消化器外科)、
光学医療診療部(消火器内視鏡部門)で研修をし、
2006年から大腸肛門病の専門病院である辻仲病院に勤務する。
専門は消化器内視鏡治療および大腸肛門外科手術。
大腸内視鏡施行経験は1万5000例以上、
辻仲病院ではESDを含めた消化器内視鏡治療を担当すると同時に、
消化器外科医として腹腔鏡手術を含めた外科手術にも携わっている。
消化器内視鏡学会専門医・指導医、消化器外科専門医・指導医、
外科学会専門医・指導医、大腸肛門病学会専門医、
がん治療認定医、消化器病専門医など消化器領域の資格多数。
主著『パレスチナ 「戦傷外科」の日々――行った、診た、切った』
(彩流社)。

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