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- Amazon.co.jp ・本 (588ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779115929
作品紹介・あらすじ
「文化」という言葉が孕む根源的な矛盾を明らかにし、その分断克服の道を追究!
イーグルトンによって「世界的精神」の持ち主といわれた、20世紀イギリスを代表する思想家の歩みを克明に綴る本邦初の試み。
「レイモンド・ウィリアムズ(Raymond Williams 1921-1988)は、ウェールズ出身の文化研究者であり、20世紀のイギリスを代表する思想家として、英米圏を中心に、多大な影響力を今も発揮している存在である。日本ではこれまで余り注目を浴びておらず、現在ではカルチュラル・スタディーズの創設者として、もしくは著名な文芸批評家テリー・イーグルトンの師として、わずかにその名を知られている程度であるが、広大な視野の下に行われた、領域横断的で多彩な文化研究の数々は、独創性を持った、それ自身として非常に重要で注目に値するものである。」(著者の一言)
邦訳書に『モダニズムの政治学 ―新順応主義者たちへの対抗』(加藤洋介訳、九州大学出版会、2010年)、『文化と社会―1780‐1950 (ミネルヴァ・アーカイブズ)』(若松繁信・長谷川光昭訳、ミネルヴァ書房、2008年)、『完訳 キーワード辞典』(椎名美智・越智博美・武田ちあき・松井優子 訳、2002年)、『田舎と都会』(山本和平他訳、晶文社、1985年)、『文化とは』(小池民男訳、晶文社、1985年)、『長い革命』(若松繁信訳、ミネルヴァ書房、1983年)、『キイワード辞典』(岡崎康一訳、晶文社、1980年)、『辺境』(小野寺健訳、講談社、1972年)、『コミュニケーション』(立原宏要訳、合同出版、1969年)などがある。