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- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779117541
作品紹介・あらすじ
「短編の名手」といわれたノーベル賞作家、最初の短編集、完訳!
迫害を逃れポーランドからニューヨークに移住し、イディッシュ語でポーランドに住むユダヤ社会を描き続けた異色の作家。
「ヘンリー・ミラーは古今東西の十大作家はという質問に対して、彼の十大作家の十番目にI・B・シンガーをあげた。ヘンリー・ミラーは彼の作品には『なによりも愛がある、われわれが本で読みなれているものよりももっと大きな、もっと広い愛がある』といっていた。シンガーにとって文学とは人を楽しませるもの以外のなにものでもなかった。そして彼は『性格の分析こそが人間にとって最大の楽しみ』であると断言する。ちなみに筆頭は老子であった」(「悪魔的情念の解放者――I・B・シンガーの人と作品」飛田茂雄)
感想・レビュー・書評
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シンガーの初期の短編集。ユダヤ教らしいお話。
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ギンペルの生き方は特異すぎると感じたが、この話に感動する人が多かったことも理解できる.ノーベル賞につながったのだから.一連の話はユダヤ教の習慣に根ざしたものが多く、あまり良く理解できなかった.イディッシュ語があること自体知らなかったが、翻訳は大変だったと思う.
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人生が寓話的に描かれている。舞台は500年前だったり、第一次大戦~第二次大戦ごろだったり。
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はい。センダックの挿絵がとってもマッチしていました(ハードカバーは実家に置いていたため断捨離の目に遭い、気...
はい。センダックの挿絵がとってもマッチしていました(ハードカバーは実家に置いていたため断捨離の目に遭い、気軽に再読出来なくなりました)。
手元に置いていた少年文庫は残りましたが、チョッと残念。「やぎと少年」も少年文庫にならないかなぁ、、、
「基本の純朴さみたいなところは」
大人向けだから、チョッと意地の悪いところがあるのかと(「カフカの友」と言うタイトルから、勝手に)。。。