日本は、

制作 : 石黒謙吾 
  • 彩流社
4.06
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本棚登録 : 60
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779117848

作品紹介・あらすじ

日本人よりも日本語がうまいアメリカン・ジジイ教授による最高に愉快・明快なオピニオン。
日本を愛し憂慮する老教授の日本社会・文化・若者・政治へのクレバーな視点、気骨あふれる発言集。
ヒューマニズム、ユーモア、レジスタンス…
プロデュース・編集・デザイン=石黒謙吾(著述家・分類王)著書に『盲導犬クイールの一生』、『2択思考』、『ダジャレ ヌーヴォー』、『図解でユカイ』ほか多数。プロデュース・編集した本は、『負け美女』、『読む餃子』、『ジワジワ来る〇〇』などベストセラー多数。

感想・レビュー・書評

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  • 筆者を知ったのは偶然、ツイッター上。

    昨年、原発に関するつぶやきを検索してたとき。

    読売批判から芸能界、野球について、あまりにも鋭い指摘とネタがなんとなく世代的にフィットしたこと、あやしいハンドルネーム(後でご本人と判明したのだが)とあいまって、「おお!できる論客がツイッター上にもおられる」と感心しフォロー。
    すばらしい日本語だったので、ずっと日本人と信じていました。

    そんなグリーンバーグ(@G_D_Greenberg )さんのツイッターでのつぶやきをまとめたのが本書です。

    どれも色褪せしないつぶやきなのですが、いかんせん、ツイッターはナマモノ。ツイッターのタイムライン上の筆者のつぶやきと比べると見劣りしてしまうのが残念。時事ネタはやはりそのときに拝読するに限ります。

    ということで☆を3つにしました。

    毎日、グリーンバーグさんのツイートを無料で読ませていただいている分のおひねりとして、フォロワーのみなさんは買って読みましょうね。

  • おもしろかった!どうもこのおじい様とは思考回路が大変近い模様。政治家批判,オススメのテレビなど,「そうそう!」とテーブルを叩きたいくらい。フェイスブックがお嫌いなのは,なんでだろうか。無責任に発言を流すツールより,よほど良識があっていいと思うけど。自分の責任のとれる範囲で発言する方が良いし,それぐらいの覚悟をもって発言する人の方が世の中を変えられると思うけどね。

  • 時に皮肉を効かせ、時に直球で熱い言葉をかたり、時に権力に対して辛辣な言葉を投げかけ、バカ者達に見も蓋もない綺麗なツッコミを入れる。
    これが83歳の書いた文章だとはなかなか信じられない。
    ものすごくクールである。

  • そりゃそうだけど、それを口に出しても…、というところをズバズバと書いて?言って?います。同意できる、できない両方含めて。

  • 20131208

  • 日本在住34年の米国人、グリーンバーグ氏のTwitterでのつぶやきをまとめた本。短い言葉なのに本質を突いてくる。だからこそ突き動かされる。もちろん全ての言葉に賛同できるわけではないが、読むとなんかほっとする。何のしがらみにもとらわれずに考えるようなことが、実は正しいんだと。たまに読み返したくなる本になる気がする。
    やっぱり人は言葉で動かされる。長かろうが短かろうが、それは関係ない。そんな簡単な真理がこの本で改めてよく分かる。

  • ツイッターで知る。
    もちろん、収録されているツイートも既知。
    しかし、何度読んでも、ハッとさせられるものもある。

    すべてのツイートに賛同はできないが、しかし、140文字以内に収められた各々の言葉に鋭さがある。

    社会、音楽、原発問題、日本文化…。
    内容は多岐にわたるが、筆者の深い造詣が伺える(と思う)。


    「前書き」そのものも(非常に短いが)、読み応えがある。


    本書で筆者の略歴を知るが、いろいろな驚く。

  • 頭と胸をぐしゃぐしゃされる。

  • ツイッター、日本在住34年のアメリカ人老教授、気骨あふれるクレバーな視点。

    発言に感心する、それは、思っている・考えているけど言わないのではなく、思考のレベルでフィルターされてしまっていることに気付くからかも。

  • 著者は1929年米国生まれ。日本在住34年、83歳の元大学教授。
    音楽を中心とする日本のポップカルチャーに驚くほど通じている同氏の、歯に衣着せぬツイッター語録を再録したもの。

    新天地に飛び込んでの見聞であったからか、対象者と同じ(当時の)若者ではなく上の世代でありながらも感性が若いという希有なスタンスから80年代以降のカルチャーを捉える同氏のコメントはなかなか面白く、傾聴に値する。
    このようなスタンスを自分も維持したいとも思う。

    それにしても日本語が達者であるのには驚嘆するばかり。

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著者プロフィール

1929年、アメリカ生まれ。日本在住34年の元大学教授。1947年、「ルート66大学」入学、労働経済学専攻。
1955年、ルート66大学で博士号取得を経て教授。学生時代にマルクス主義に傾倒し、1976年、「私の尊厳に関する決定的な事件」(本人談)により教授職を自らの辞す。
幼少の頃から非常に早熟、数学や歴史学に興味を持ち、当時から東洋、特に日本への強い関心があり、1970年、「大阪万博」のため来日。大学辞職後から日本で暮らし始め、サザンオールスターズなどとくに日本のロックや歌謡曲に極度にハマり、現在まで日本に移住。
日本語はかなり達者で、「日本人が書いたよう」というレベルの評価を超え、「この理屈っぽい文章を書く日本人は誰なんだ?」と噂されるレベルの独特な日本語を操る。
「日本人よりも日本を愛し、そして日本人よりも日本語がうまいガイジン・ジジイ」(本人談)。

「2012年 『日本は、』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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