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- 本 ・本 (517ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779118463
作品紹介・あらすじ
贋作と本物とが交錯するパロディとしての騎士道物語!
サラゴサからバルセロナへと偽者が本物のドン・キホーテの旅程を変えてしまう破天荒な旅。
「貧乏郷士アロンソ・キハーノすなわちドン・キホーテは、心根の極めて優しい温厚な性質の人物であって、彼を憎む者は誰もいない。言葉の端々にその人柄が窺え、作品の全体からそれがにじみ出している。狂った騎士の冒険を読み終えて、ドン・キホーテにほのかなりとも親しみと労(いたわ)りを感じていただければ幸いである。」(「『ドン・キホーテ』の背景とセルバンテス」)
感想・レビュー・書評
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https://library.kansaigaidai.ac.jp/%E8%B3%87%E6%96%99%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%81%99/%E9%9B%BB%E5%AD%90BOOK#!#tu
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https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000105454詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ここまで支離滅裂かつ本として成立した古典はそうそう無いかもしれない。出来が悪いとみるか,近代を予見したとみるか。
メタフィクションをするということは,語ることへの疑問から始まり,やがて作者の収拾のつかない狂宴へと至る。それを妄想だと唾棄するには時代が早すぎた。例えばなのだが,現代の異世界ものにも,こうした疑問の視点が欲しいところである。
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