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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779118555
作品紹介・あらすじ
八幡神出現の欽明天皇の世から現在まで、日本人の信仰の対象となった
八幡神とは如何なる神か。
“八流の幡と天下って吾は日本の神と成れり”と宣言した八幡神が、
もし第十六代応神天皇であるならば、鎌倉幕府の北条氏は平氏、八幡太郎義家を
祖とする足利・新田・佐竹・武田氏も源氏の臣しんせきこうか籍降下の皇子を出自とし、
桓武天皇を源流とすることでは同じである。また天智系桓武天皇も天武系聖武天皇も
元はと言えば応神天皇を祖とすることでは同じなのだ。
とすれば、応神天皇=八幡神とは何を意味するのか。
日本の国家の起源および日本人の出自はいったいどうなるのか。
著者自ら、このような疑問とその探索を動機として執筆し、
古代史の常識的イメージに挑戦する話題の書。